カテゴリ:NEWキネマPARADISE
whatsman@nnn
最近見たDVDの話。 何を見たかは、タイトルのとおり。 サイタマノラッパー3 パート1の感想は次の通り。 http://plaza.rakuten.co.jp/natural9nation/diary/201105100000/ ちなみにパート2は見てない。 何せ、近所に蔦屋がねえ。 クソみてえなレンタル屋が数件あるが、 都会人からしたら、 田舎のレンタル屋の品揃えには愕然とするはず。 まぁそんなことはさておき、 とにかく、近所に最近出来たレンタル屋に パート3が入ってたから、即借りたわけ。 で、感想を書いてみる。 結論から言うと、 面白い。 1より面白かった。 2は見てないが、 きっと2よりも面白い気がしとる。 クッソギャングスタなラッパー連中や 闇金ウシジマくんみたいな世界など ああいうワルな連中が持つ緊張感。 分かりやすいのかもしれんが、 ああいうバイオレンスな緊張感ってのに オレは簡単に引き込まれる。 そして、それに呼応して、 つまりは緊張と緩和、の緩和が来る。 イックの登場。 これぐらい分かりやすく呼応するのがいい。 にしても クソワルそうなラッパー集団。 意図的にダサい感じにしてるのか。 その後の展開からすると マイティは真剣に憧れてるからには 劇中としては、 カッコイイものとして描いてるのか? この監督のこの辺の意地悪さは 注意してみるべきな気がしとる。 その後のフリースタイルバトルの感じは HIPHOP的にカッコイイだけに、 極悪鳥のダサさの意味が分からん。 ここは非常に違和感があった。 マイティが憧れる対象である以上、 ある程度、ギャングスタよりである必要性はあるんだろうけど もう少しかっこよくすべきやったはず。 征夷大将軍やバトルの人らはスキルフルなのに、 そういう面を極悪鳥に感じさせない意地悪さ。 監督がそういう風に思ってるハズ。 カッコだけでスキルとかないんでしょ? みたいに監督が思ってそう。 御存知の通り、実際には、ギャングスタなラッパーでも スキルがある人はいっぱいいるんだけどね。 そんなことはさておき、 今回のラストシーン。 パート1のラストにはしっくり来なかった俺も 今回のはしっくり来た。 ああいうラップ風なしゃべり方に 今回のは必然性がある。 ラップ風というよりも、 あのシーンでラップすることに意味がある。 パート1は違和感しかなかった。 今回のラストは良かった。 それと正直なところ、ネットで この映画の感想を見ると だいたい出てくる 長回しの撮影 とかは、どうでもいい。 よう分からん。 長回しは目的じゃなくて手法のはず。 別に手法に興味はない。 それから、思ったこととしては テーマは、夢と金、なのか? ってこと。 夢と現実、といってもいいかも。 桐島、部活やめるってよ のテーマが、 ひたすら好きでやってる奴らと それを、 何をマジになってんのよ、 要領よく楽しもうぜ、 って斜めに見てる連中との対比だとしたら、 今回も似たようなもんで 好きなことを追いかけてる奴らと それよりも現実で力をもとうとする連中との対比。 その間で揺れるのがマイティであり、 桐島の親友のヤツ。 そんな解釈をした。 にしても、 最後のステージのシーンで 盛り上がってるイックたちの姿をみて 最近、ライブやってねえなー またやりてえなー、と思ったところ。 初めてステージに上がった頃の感覚を思い出した。 俺らも好きでやりよる。 イックみたいにそれでBIGに、 みたいな思いはないけど、 好きで続けてきた。 まだ続けるしかねえ。 ってことで、 テンションがちょっと上っとる。 とにもかくにも、面白かった。 今日はこれで。 ピース。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年09月02日 21時42分08秒
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