今日は息子と母とで実家の周りの土筆(つくし)を探しに出かけました。
子供の頃名古屋からこの町へ引っ越してきた時には、「なんて田舎なの~!」と思い、
社会人になってウチを出るまで、あまりじっくり散歩などしたことはなかったと思います。
実家は住宅街の中にあるのですが、ちょっと歩けば、畑や竹林、菜の花畑があったりします。
「つくしを探しに探検に行こう!」「たんけ~ん!」
「あ、こんなところに栗の木が!秋になったら栗拾いに来よう。」
「れんこ~ん!」「あれは大根だよ。ブロッコリーもあるね」
「ここは、たろちゃん(今は亡き飼い犬)の散歩コースだったんだよ。」
「まま、おはなとってい~い?」「いいよ、一本摘んでごらん。」
「あれはカラスウリだね。今は枯れてるけど、秋になったらまた見に来よう。」
なんて、親子三代のんびり歩きながら、会話も弾みます。
肝心のつくしは・・・
1時間ほどあちこちぐるっとまわって、これだけ採れました。
たくさんあるように見えますが、佃煮にしたら、ホンノちょっとに・・・。
昔はそんなに遠くへ行かなくっても、もっとたくさん採れたものでした。
今はつくしが生えるような土手が減ってしまっているし、
畑の除草剤などの影響もあるみたいです。
時期もちょっと遅かったかな・・・?
もう頭が開いちゃっているのもたくさんあったし。
たくさん採れたら採れたで、「はかま」を取るのが大変なんですけどね・・・。
おいしい春の味覚、楽しみました。
息子も「苦い」と嫌がるかと思いきや、「ちくちく~(つくし?)」と言いながら
結構おいしそうに食べてました。