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February 10, 2010
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カテゴリ:ドラマについて
別に連休の話をしたいわけではない。

先日まで再放送していたドラマのお話。

放送は1996年の4月から6月。
木村拓哉の初の連ドラ主演作品、山口智子最後のの連ドラ出演作。
詳細はこちらの解説に譲るとして、それはそれは伝説的な作品だった。

そしてそれは当時の私にとっても心に残る作品となった。

当時私は大学4年生。
『就活』なんていう言葉は存在していなかったが、
いわゆるそれの最中で。
時は第1次就職氷河期。

以前も書いたことはあるが、
私は『就活』に大変苦労した。

今になって改めて考えたらある意味当然とも思えるのだが、
当時の私にはそのからくりを知ることもなく、
只ひたすら苦闘を続けていた。

そんな中、勇気をくれたのがあの作品だった。

木村拓哉演じる冴えない青年は
当時の僕そのものに思えた。

ロングバケーションとは、
何をやってもどうしてもうまくいかない時期が
人生、必ずあって、
いつか必ず突破口は見つかるんだけど、
その最中はそれを信じることも出来なくなって、

どうしょうもなくなるんだけど、

そういう時は『神様がくれた長い休日』と
考えて、あまり深刻に考えず、
人生になかなかない貴重な時間と捉えて、
やり過ごそう・・・

みたいな考え方のこと。

それを聞いて当時の私は随分救われた。

いつか終わるときが来ると思えば、
今の苦境もなんとかやり過ごすことが出来る。

現実は甘くなく、ドラマが終わってからも
私の『休日』は暫く続いた。

でも、あの時の日々が
今の私の原点であることは間違いない。

何度も見返したドラマを改めてみて、
そんな日々のことが久し振りに蘇ってきた。

世の中を渡っていく武器が何たるものかも知らず、
それを自分が全く身に付けていないことすらも知らず、
それ故根拠のない自信やらプライドやらばかりがやたら大きく、
当然のことながら彼女もおらず、
何一つ成し遂げることが出来なかった私。

周りの友達が次々と就職先を決める中、
徐々に自信を失い、絶望の中で実家に戻った私。

思い出すのも恐ろしい過去だけど、
それがあったからこその今であることも事実。

あれから14年が経とうとしている今、
今の私ってどうなんだろうかと思う。

家族に恵まれ、家も車も手に入ったけれど、
結局あんまり変わっていない気もする。

私は世の中を渡っていけるだけの術を
身に付けることが出来ているのだろうか。

外部の人間に対して、誰にも負けないと
誇れるものはあるのだろうか。
それを身に付けるための努力をしてきたのだろうか。

相変わらず何にもないんじゃないかという気がしてくる。

恐ろしいのは、
実際のところ、
そういうことに対する危機意識すら殆んど持たずに
過してきたこと。

今まではなんとなくやってこれたけど、
これからは…

自分は甘いなぁ。

妙に反省してしまった。





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Last updated  February 11, 2010 02:56:11 AM
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