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2009年10月05日
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カテゴリ:異文化
今日のテーマは、“バロン劇とは、どんなだロン?”

一般の人がバリ島を訪れて一番ハッキリとランダに出会えるのは、観光客用にアレンジされた1時間ほどの"バロン劇“。
バロン劇は、バリの中心都市デンパサールから北東8kmにあるバトゥブランという郊外の村で、村人によって演じられる。

このバロン劇はふつう、村に3つある寺院の前庭の広場のチャンディ・ブンタールと呼ばれる割り門を背景にガムランの音楽の演奏される中で行われる。
この割り門は、大地の裂け目として冥界への入り口を示すにふさわしい形のものである。他にはパンジャと呼ばれる大きな日傘あるいは天蓋のようなものと、幟が立てかけられているだけ。

筋はヒンドゥ教の叙事詩「マハーバーラタ」の中の挿話で、“王妃クンティがその息子・王子サドゥワを死の女神ドゥルガに生贄に捧げさせる”という話からとっていて、ストーリー自体はそれほど複雑ではないが、魔女ランダとその手下が自由自在に変身し、触って呪いをかけただけで相手に乗り移ったり、一度死んだはずのランダが別のものの化身としてでてくるので、説明なしに観ると非常にわかりにくい。

バロン劇は二通りあり、
ひとつは;善なる怪獣バロンとその配下と、魔女ランダとその手下とが、世界を二分して戦う、踊りを中心として筋の簡単なもの。
もうひとつは; “魔女チャロンアラン”(ランダはその化身であるとされる)を主人公にした劇。
このふたつは別々に演じられていたほかに、ふたつを結びつけた「バロン・チャロンアラン」劇としても演じられる。「魔女ランダ考」(中村雄二郎著)参照







インドネシアでは、イスラム教の人が増えていて、ヒンドゥ教の人は少ないのだそうだ。
そのせいか、私の知っているインドネシアの人にランダの話をきいても、「ああバロンの踊りに出てくる怖い女の人」とか、「え?何それ?」という反応しか返ってこない。



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最終更新日  2009年10月06日 16時35分33秒
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