カテゴリ:歌謡曲/映画/テレビ
1980年9月から、アニメ「とんでも戦士ムテキング」が放送されました。
タイムボカンシリーズなど、タツノコプロのアニメ作品はまめに見ており、この歳になっても「とんでも戦士ムテキング」の主題歌を歌う事ができます。 まるでアメリカンコミックのような、ローラースケートで走るヒーローです。敵はクロダコブラザースでした。 エンディングソングは、まるでシャネルズのドゥアップのような歌でしたが、本には渡辺宙明さんがシャネルズを意識していたと書いてありました。 ーーーーーーーーーーーー オープニング「ローラーヒーロー・ムテキング/作詞:康珍化、作曲・編曲:渡辺宙明、歌:水木一郎、フィーリング・フリー」 エンディング「おれたちゃクロダコブラザース/作詞:丘灯至夫、作曲・編曲:渡辺宙明、歌:こおろぎ’73」 ーーーーーーーーーーーー 「スーパーアニソン作曲家 渡辺宙明大全 世界が熱狂するアニメ・特撮音楽の神様/腹巻猫&宙明サウンド研究会/辰巳出版/2019年9月25日初版第一刷発行」 「とんでも戦士ムテキング」について、渡辺宙明さんのインタビューがあり、少し紹介します。 p116~117 オープニングソング「ローラーヒーロー・ムテキング」 ー のびのびと自由に書かれている印象です。「とーびだせ」など、言葉を伸ばしていますね。 コミカルな作品だし、これくらいやったほうがいいかなと思って。わざとやってみたんです。「とびだせ」と短くするとあっさりしすぎる。タメがあるほうが印象に残るでしょう。 「ムテキーーング」も普通より長い。 エンディングソング「おれたちゃクロダコブラザース」 ー ドゥワップ調です。『宙明全記録』のインタビューでは、「当時流行っていたシャネルズを少し意識した」とコメントされていますが。 意識したかもしれませんね。たしかにシャネルズっぽい雰囲気があります。こおろぎの低音の人が歌っていますが、歌い方もシャネルズ風にと注文を付けたかも。 その頃、テレビで『ザ・ベストテン』という音楽番組を毎週観ていたんです。そうすると日本の歌謡曲がどうなっているかわかるものですから。今だと『ミュージックステーション』がありますね。 ー そうやって、最新の音楽を研究されているわけですか? 勉強のために聴くというより、今の音楽はどうなっているのかなという興味で聴くんです。 【トンデモ戦士ムテキング】オープニング。 ーーーーーーーーーーーーー 【トンデモ戦士ムテキング】エンディング。 シャネルズのような感じの歌。 ーーーーーーーーーー 「スーパーアニソン作曲家 渡辺宙明大全 世界が熱狂するアニメ・特撮音楽の神様/腹巻猫&宙明サウンド研究会/辰巳出版/2019年9月25日初版第一刷発行」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.08.15 16:58:07
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