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星とカワセミ好きのブログ

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2022.08.26
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1975年、オリビア・ニュートン・ジョンは「愛の告白:I Honestly Love You」で、第17回グラミー賞を受賞しました。

「オリビア・ニュートン・ジョン自伝 信じることをやめないで Don't Stop Believin'/著書:オリビア・ニュートン・ジョン/翻訳:中川泉/シンコーミュージックエンタテイメント/2022年6月7日初版発行」を読むと、p88~92にグラミー賞受賞までの経緯が書いてあり、とても面白いです。
一部を紹介します。

p88
1974年のある日のこと、私は自宅でジョン・フィーラーと一緒に、たくさんの曲を検討していた。私の次のアルバム用にと、彼の元に送られてきた曲たちだ。「僕に送られてきた、レコートやらカセットやらが入った箱を次々と選り分けていったんだよ。何しろCDが登場する前だったからね」と振り返るジョン。「僕たちの進め方は、その場に座ったまま、基本的にはそれらを全部聴いていくというものだった」
このとき、彼があるレコードをターンテーブルに載せるや、その歌詞に私は胸を打たれた。その曲を手掛けたのは才能豊かなジェフ・バリーと、のちに伝説的な存在となるオーストラリアの作曲家ピーター・アレンだった。

p89
その歌詞を耳にしたとき、心臓が止まるかと思った。”愛しているわ・・・・・あなたのことを心から愛している”。あまりにシンプルながら、その意味は海よりも深かった。この言葉に感動して、思わず考えさせられた。私自身も間違いなく自分のことと感じられたし、誰もがそれぞれの人生における愛情や、さらには喪失といった個人的な記憶とも重ねられる歌詞になっている。”心から”という単語を入れただけで、実に強く訴えかけるものになっていたのだ。
嘘がなく、否定できないものに。
あなたのことを心から愛している(I Honestly Love You)
「この曲はレコーディングしなくちゃ」。私がそう言うと、ジョンも激しくうなずいていた。彼はロンドンの小さなレコーディングスタジオを予約した。そこは、私やほかの多くのアーディスにとって、魔法が起こる場所だった。

p91~92
第17回グラミー賞の授賞式は1975年3月1日にニューヨークのユリス劇場で行われて、司会はアンディ・ウィリアムスが務めた。最優秀レコード賞のプレゼンターは、ほかならぬジョン・レノンとポール・サイモンだった。ステージに現れると、ジョンはこう言った。「どうも、僕はジョンで、前はパートナーのポールと組んでいました!」。するとポールが「どうも、僕はポールで、前はパートナーのアートと組んでいました!」と続けた。

同賞にノミネートされたのは、エルトン・ジョンの「僕の瞳に小さな太陽」、ロバータ・フラックの「愛のためいき」、ジョニー・ミッチェルの「ヘルプ・ミー」、マリア・マルターの「真夜中のオアシス」、そして私の「愛の告白(I Honestly Love You)」だ。
私が大好きで、崇拝してやまないアーティストや曲ばかりだった。この素晴らしい人たちと同じカテゴリーに入れたなんで、信じられなかった!本当に光栄に思った。

そして受賞したのは・・・・・・「愛の告白(I Honestly Love You)」だった!

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「愛の告白(I Honestly Love You)」を歌うオリビア・ニュートン・ジョン。









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「オリビア・ニュートン・ジョン自伝 信じることをやめないで Don't Stop Believin'/著書:オリビア・ニュートン・ジョン/翻訳:中川泉/シンコーミュージックエンタテイメント/2022年6月7日初版発行」











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最終更新日  2022.09.01 05:18:58
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