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2007.01.21
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久しぶりにビールにブルーチーズで幸せ気分なので、もう1件行きましょう。

そう、中学1年生で「副読本」の授業があった話です。
もちろん、英語ではなくて、国語の副読本。

入学して教科書が配られた中に、なにやら教科書とは違う文学っぽい本がありました。
何の授業だか解らなかったんですが、ともかくその本を持ってくる事が義務づけられた最初の授業の日がやってきて、入ってきたのは定年すぎてるんじゃあないかと思われるおじいちゃん先生。

いきなり出席番号1番が指名されて本を読まされました。
たしか最初は「吾輩は猫である」だったと思います。
順番に、少しずつ交代で読まされて、その日は終了。

2回目の日、出席番号4番か5番だった私がその日の最初の指名。
「今日はどこからだ?」と言われて、前回「我が輩」が終わっていたので「次の作品です」って答えたら、「何だと!」と怒られた。
でもまわりの同級生が「そうですよ」ってフォローしてくれて、先生はやっと授業の進め方を説明してなかった事に気がついたらしい。

この授業は、作品を読んで、そこに出てくる日本語の意味を片っ端に説明&覚えていく授業だったのですね。

これからは凄かったですよ。
こんな日本語当たり前って思うような言葉にも「どういう意味だ?」って来る。
「こんな意味だと思います」っていい加減な事答えると、すっごい怒られるんです。
あんな緊張感がある授業って、忘れたくっても忘れられません。空前絶後ってやつです。

「我が輩は」を今、青い鳥文庫なんかで見てみると、ただでさえ脚注の嵐なんですが、まあ、この1ページで最低10カ所は質問されましたね。

でも、この授業って、本当に日本語力の基礎を叩き込まれたといっていいでしょう。

ニックネーム「もぐ先生」ご存命なら90~100歳でしょう。
先生のおかげで今の私がいるのは間違いありません。
当時は相性の悪い先生だと思っていましたが、今考えると影響力のあった先生ベスト5に必ず入ります。有り難うございました。

もし、教育関係の方がこのブログをご覧になっていたら、この授業を再現される事を、お奨め致しますよ。ご連絡頂ければもっと詳しくご説明致します。





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Last updated  2007.01.21 19:09:01
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