愛しのにゃんころりんプラスわん

廃屋の７匹の子猫たち。

子猫たちからお母さんを奪ったのは私なので、その責任として子猫たちのことは私がずっと見守って行こうと決めていました。




はじめは子猫たちが何匹居るのか分かりませんでした。

しばらく廃屋に通い、確認したら７匹。




７匹か。。。。。。。



と、正直途方に暮れてしまいました。

うちには保護猫キョロが居て部屋を占領しているから、子猫たちを保護して里親さんを探すことは出来ないけど、とにかく不妊去勢手術だけは全員に受けさせよう、そう思いました。

手術さえ終えてしまえば廃屋の猫はこれ以上増えることは無い。



でも、これ以上増えることは無くても７匹も居ることに違いありません。

７匹も居れば餌代も相当かかるし、健康面のケアだって７匹分。



うちには保護猫キョロを含めて５匹の猫が居るし、餌場にやってくる野良猫たちもたくさん居ます。

少なくても総勢２０匹以上の猫たちのお世話を私一人でしていかなければなりません。



２０匹ぐらい、と思う人も中には居るかもしれませんが、私にとっては大変な数です。

だからたとえ１匹でもその数が少なくなることは精神面でも経済面でもとても救われます。



今年の７月に野良猫だった白猫を捕まえて不妊手術を受けさせました。

その白猫が廃屋の子猫たちのお母さんです。

そのときから今日までの出来事はずっと繋がっています。

お母さん猫が一番最初に幸せになりました。

お母さん猫から生れ落ちた７匹の子猫たちは元気に育ち、中には懐いてくる子も出てきました。

その様子を知ったハハさんが

「せっかく懐いているのだから」

と、物凄いパワーで里親さん探しを進めてくれました。

そうして廃屋の子猫たち７匹のうち既に２匹が里親さまのもとへ、さらにハハさんとみいさん宅にそれぞれ１匹ずつ保護され、全部で４匹が廃屋から姿を消しました。

お母さん猫の和ちゃんも入れたら全部で５匹、姿を消したことになります。

ハハさんは子猫たちのお母さん猫（和ちゃん）のことも野良猫から救い上げてくれた方です。

みいさんは和ちゃんの里親募集の際に、和ちゃんの可愛い写真を撮影してくれた方です。





廃屋に残っている子猫たちはあと３匹です。

７匹が３匹に減ったのです。

普通の人は「まだ３匹も居る」って思うかもしれないけど、私にとったら７匹が３匹になったということは天と地ほどの差があります。

７匹の子猫たちが居た時には大量のフードを買ってもアレヨアレヨという間に無くなっていました。

それが今では半分以下の消費です。



餌場に来る野良猫たちに缶詰を食べさせてあげたくて、でも今までは余裕が無かったので一般食の缶詰を与えていました。

あ、もちろん総合栄養食のドライフードも一緒に与えていますが、みんな缶詰が大好きなのです。

本当は総合栄養食のものを与えたいけど、一般食のほうが同じ値段でたくさんの量を買えるから。

でも、廃屋の子猫たちが減ったので、今後は総合栄養食の缶詰を与えてあげることが出来ると思います。

ありがとうございます。




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