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猫多組(ねこたぐみ)

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Feb 28, 2008
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カテゴリ:映画・DVD
麻生久美子さんが、ペルシャ語のセリフをしゃべって、ヒロイン役を演じるということで、興味を持った。
東京国際映画祭で一足先に観た人の感想からして、難解なんだと覚悟はしていたけれど。

『ハーフェズ・ペルシャの詩』

事前にプログラムを買って読んでも・・・やっぱり、難しかった。
その行動が意味する事柄など、イスラムの、だか、イランの、だかも不明だけど、基礎的なことがわからない。

たとえば、京都で戸口にほうきを立てたら「早く帰ってくれ」というサインとか、そういう「土地の決め事」みたいなのってあると思う。
映画の中に現れているであろう、そういう部分がわからない。

そういうことがわからなくても、別にもやもやしなくて、それなりに楽しめる作品もあるのだけど、そうじゃなくって、なんだかもやもやしたまま進んでしまう。

男女が顔をあわせてしまったのが罪?
それは、男性がハーフェズだから?
それとも、女性が師の娘だったから?
彼が誘惑したわけじゃないのに。
村では普通に男女が生活しているというか、被り物はしているけれど、小学校の先生の女性は、顔が見えたし。

鏡の誓願の意味もよくわからないし、結局、最終的にどうなったのかもわからなかった。

麻生さんがヒロイン役ということで、日本では、彼女を中心にした宣伝だったけれど、意外に出番が少なかった点も残念。

民族衣装や、独特の音楽や、イランの人々の生活光景や、風景なんかは、素敵だなと思える。
たとえば、水をビニール袋に汲んで運び、それを売ったり、ナツメヤシの木に登って、実を落として売ったり。
それでお金を得てパンを焼いてもらって、鏡を拭いてくれた女性への「お礼」にしようとするなんて、なんだか面白い修行のような誓願の旅。

でも、彼の家が襲われて、なにがどうなってか、お母さんが亡くなってしまう(あれは殺人にならないのか?)ところなんか、「なんで?」と思ってしまい、そういう「?」が積み重なって、すっきりしないまま終わってしまった。





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Last updated  Mar 31, 2008 10:50:30 PM



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