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猫多組(ねこたぐみ)

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Nov 3, 2008
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カテゴリ:映画・DVD
矢口監督作品が好きだし、なかなかの豪華キャスティングだし、飛行機大好きなのでハート(手書き)

『ハッピーフライト』

監督は、「一機の飛行機が飛び立ち着陸する為に、いかに多くのスタッフが携わっているか」を、省略することなく描きたかったのだそうで。
とある日のホノルル行き便の出発から、トラブル発生で飛行場に戻るまでを、多くの人物にスポットを当てて作り上げた作品。

笑える場面が多く、タイミングというか「間合い」が好きで面白かったんだけど、広く浅くの印象。

副操縦士(田辺誠一)と、新人CA(綾瀬はるか)が中心になっているのかと思いきや、出番は確かに多いけれど、それほど「主役」って感じでもなく。

群像劇というにも、関わってくる人が多すぎて、一人一人を丁寧には描けず、面白可笑しく作った社会科教材「働く飛行機関連の人々」みたい。

悪いわけではないのだけれど、「あー、可笑しかった」「すごく沢山の役割分担があるんだねえ」「どこか一つで問題発生しただけで、大変なことなんだなあ」で終わってしまった。

軽快で楽しめるから、デートなんかで観るには良さそうだけど、心に残るかと問われれば、微妙・・・わからん

エンタメに徹しているといえば確かにそうなのだけど、矢口監督の今までの路線を期待したので、なんだか味わい薄く感じてしまった。
同じように登場人物が多い、三谷監督の群像劇作品に比べて何が違うのかと考えたのだけど。
一人一人の描き方が浅いというか、全部「薄塩味で調理しちゃった」感じ。
役者さんは皆それなりに「はまっている」から、人物造形が浅い・・・のかな。

その点が残念だったけれど、重たくない作品をさらっと観たい時なんかにはベストかも。
誰もがいつでも「深く感動したい」「問題意識を喚起させたい」ってわけじゃないしね。
鑑賞後は楽しい気分になれて、会話が弾むと思うしピンクハート

個人的には、試験教官役の操縦士(時任三郎)と、グランドスタッフの先輩後輩コンビ(田畑智子&平岩紙)が良かったオーケー

11月15日(土)、全国東宝系ロードショー





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Last updated  Dec 2, 2008 01:25:23 PM



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