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カテゴリ:つぶやき、今日の事
子供の頃から手塚治虫の「ブラックジャック」が大好きでした。
今では、テレビでアニメとして放映していますし、長くて不動の人気があるのも、 心に響くものがあるからだと思います。 この「ブラックジャック」で、私が大好きなある話があります。 つい何週間か前には、この話がテレビでやっていまして、涙を流して見てしまいました…。 その、私の好きな「ブラックジャック」の話は 「万引き犬」 とても汚い野良犬なんですが、あるとき、建設工事現場の側で、本を読んでいる男性がいましたが、その犬は、突然、その男性の傘を奪い取り、駆け出しました。 男性は、もちろん、「こら!待て!このヌスットめ!返せー」とおっかけました。 たまたま、通りかかって車にひかれた現場をみたピノコは、あの犬助けて!と家につれていくことになりました。 怪我もすっかりよくなり、ラルゴと名前もつけられ、ある日ピノコは、その犬を犬のコンテストに連れていきました。 ところが、そのコンテスト会場で、ある女性の宝石をひったくって駆け出しました。みんなでその犬を追いかけました。 そして、その野良を家につれ帰ってきて、しばらくの後、お客様が見えられ、宝石を持ってこられました。 ところが、またラルゴが宝石を加えて、外へ駆け出しました。 ブラックジャックも怒って、外へおっかけて行きました。 ラルゴを捕まえて、怒鳴りつけたあと、 「それを、もとの場所へ返してこい!」とラルゴに言いました。 ピノコにも言われ、しぶしぶラルゴは、家の中の元の場所に返しに行ったとき… 突然地震が起こり、家もろとも崩れてしまったのです。 その時、外にいたおかげで、ブラックジャックとピノコは家の下敷きにならずに助かりました。 もし、家の中にいたら…。 そこで、ブラックジャックは気付きました。 最初の建設現場で、男性から傘をうばったラルゴを追いかけたあと、 男性が立っていた場所に上から鉄材が落ちてきたが、当たらずにすんでいた… 犬のコンテスト場では、女性が立っていたテントが、ラルゴを追いかけた後テントが崩れていた…、 もしそのテントの中にいたら、下敷きになっていた… そして、ブラックジャックの宝石を奪った時も、もしラルゴを追いかけていなかったら…。 ラルゴは言葉が話せないから、物をひったくって逃げることで、人間を危険から救っていたのかもしれない、 万引き犬のラルゴ。汚くて、盗みばかりはたらく、大の嫌われもの…。 自分が嫌われ者となったとしても、人を救おうとしていたラルゴ…。 気づいた時は、ラルゴは家の下敷きになって死んでしまっていた…。 子供の頃から、この話が大好きで忘れたことがありませんでした。 そして、今、本を出してきて、また読み返し、ここに書いています…。 好かれる=いい人 嫌われ者=悪い人 そう決められないと思いました。犯罪者でも「あんないい人が?」とよくあるように…。 人の表面からは心の内はわからないものだと思いました。 ブラックジャックは、こうやって何かしら考えさせられるストーリーが多いので大好きでした。 もう一つ思い出したのは、映画、メル・ギブソン主演の「顔のない天使」です…。 昨日、動物病院に行ったとき、そこに連れてこられていたにゃんこちゃん。 なんと、22歳だそうです。 「もう、22歳なんですよ~。小さくなってしまっちゃったけど…」 と、飼い主さんが話してくださいました~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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