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りらっくママの日々

りらっくママの日々

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2007年12月20日
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カテゴリ:ドラマ
ドモでっす!

「働きマン(最終回)」ネタバレ感想~

やっぱ、もこみちとどーこーって無かったですね!

続きもありそう~!!!

毎回それなりに面白かったです!

やっぱ、無責任な報道はしちゃいかんよね。

痴漢したって先生が子供たちと交換日記してくれてて、

思ったこと一つ一つ丁寧に対応してるって、

本当だったら、すごいイイ先生だと思ったよ!

一瞬私もコリラックとやろうかと思っちゃいました!


キャリアアップと、会社を愛してるかは別問題な気がしたけど、

まあ、あんなに居心地がいい会社だったら、

毎日忙しくても、家族に囲まれてるみたいで、

自分の居場所があっていいかも~♪

少なくとも、上の立場になって、追い詰められることは無さそう!

現場で働くのが一番いい気がするな~♪


ああ、そういえばさ、

結婚を勧める主婦の扱いがちょっと気になったさ~。

私は独身の人は自分で自分を養ってるんだから、

それはそれでいいと思うし、

主婦は家の仕事してるから、

ある意味働きマンで別にいいじゃん。

その人にはその人の人生があるんだし、

お互いの芝生を比べあわなくてもいいと思った~!

つーか、そういう、

子供がどうこうとか、

自分のことだけでいーねーとか、

そー言うのウザったい!!!ほっとけよ!!!

とかって思った~。


あ、ちょっとすさんでるかも…。

リフレッシュしてきまっす~♪

----

「ある女の話:アヤカ」


私はモンモンと悩んでいるのに、
マノくんからは一向に連絡が来なかった。

何だよ。
やっぱりからかわれたのかよ…。

でも、あの時の、車の中での態度や、
駐車場で言った言葉を思い出すと、
やっぱりどう見ても、真剣だったような気がする。

それとも、言ったことで完結してしまったのか…。

でも、こっちからは連絡できない。
連絡したって何て言っていいのかわからない。

ああ、そっか。
ムリって言えばいいんだ。

そう思うけど…。

そう言ったら、
もうあの楽しかった付き合いはなくなっちゃうんだよなぁ…。

かと言って、
やっぱり好きって言われたってことは、
今まで通りってワケには行かないだろう。

マノくんのこと、
正直だし、人としては好きだと思う。
やっぱり…。

でも、今は何も無いけど、
気持ちに応えちゃったら、
エリと本当に気まずくなってしまうような気がした。
それはどうしても嫌だ。

男を選ばない私は変なのだろうか?
マノくんは魅力的だけど、
どうしてもエリの比重の方が大きくなってしまう。


その週は、仕事を無理やりやるようにした。
先輩に、何かあった?って聞かれる位。
何かしてないと、ついマノくんのことを考えてしまいそうで、
それがとても嫌だったから。

帰ってきてから、部屋に荷物を置こうとした途端に電話が鳴った。

「マノですけど」

アヤカさんいらっしゃいますか?
って、いかにもハキハキとした好青年みたいな、いつもの声。

「いらっしゃいますよ。私です。」

「やめろよオマエ~!
あ、そうだと思ったんだ。
でも、お母さんだったら嫌だからさ。」

「お母さんが出たら絶対取り次いでもらえると思ったんでしょ?」

「バレた~?」

このノリでいつもマノペースにのまれていたんだった。
今日は、ちゃんとハッキリさせるべきなのかも。

「外にいる。
出てきて。」

「え?どこに?」

「コンビニの駐車場。」

「いつから待ってたの。」

「今来たばっか。
とりあえず電話して、いればと思って。
時間遅いと迷惑になるし。」

変なとこだけ律儀なんだから。
だから母親ウケがいいのかもしれないけど…。

「わかった。
じゃあすぐ行く。」

ちゃんとハッキリさせるなら、
もしかしてこれがマノくんに会う最後かもしれない。
そう思ったら、
顔見て話しておきたいと思った。

帰ってきた途端に家を出る。
もう親も慣れてきてしまってる。
何だか悪いな…と思いつつ、
一応謝って、行ってきますと声をかけた。
それだけで、親が安心するみたいだから。

コンビニに行くとマノくんが車の横でタバコを吸って待ってた。
私を見ると、
ちょっと安心したように笑った。

マノくんが車に乗ったので、
私も助手席に座る。
もう何度この車に乗せてもらっただろう。
彼女でも無いのに。

「どこ行くか…
飯食った?」

「うん、会社の人たちとね。」

「ふうん。
俺、食っていい?」

「いいよ。」

「飲んだりしないんだ?」

「女の子ばっかでオシャレなレストランってやつ。
雑誌に載ってるとかって。
イイでしょ?」

「イイねぇ。
男に連れてってもらわないの?」

「女だけでしか盛り上がれない話があるの。」

「何だよ?
俺も混ざりて~な。」

「ダメ。男に聞かせられない話してるから。」

「何?耳が痛くなりそうな男の悪口?」

「ううん…
あ!言えないや~!」

いつもの調子でお互い話す。
そうじゃないと、
もし話をやめちゃったら、
もう、する話は決まってるからだ。

マノくんもわかってる気がした。
いつもより口数が多い。

ファミレスでいつものように肉系をマノくんは食べる。
私はドリンクバーとデザート。

「太るぞ。」

「大丈夫。女は甘い物は子宮に入っちゃうから~。」

「ホントかよ!」

「嘘に決まってるじゃん。」

まるで最後のデートみたいだな。
そんなこと思った。
この楽しい時間を過ごして、
もうその先は見たく無い。

食べ終わったら、また車に乗る。

マノくんがエンジンをかけて車を温めるだけで、
出発しようとしない。
どこに行くかも聞かない。

あ、何か言われる…

「ここのケーキって、ファミレスだけど美味しいんだよね~。」

「アヤカ」

「マノくん食べたことある?」

「ちゃんと話ししよ?」

マノくんが私をジッと見て、
私が黙る。

「俺、ホントにアヤカが好きなんだよ。」

グッて心臓を掴まれたような気がした。
もう誤魔化せない気がした。

「ツカダと付き合ってるとこ見てて、
こんなふうに付き合える女がいるっていいなって、
ずっと思ってた。
お互い真剣に想い合ってるの、
見てて、正直羨ましくなった。
ツカダが別れたって聞いた時は、
もったいないことするって思った。
偶然会えた時はチャンスだと思った。」

マノくんの言葉が正直に真っ直ぐに、
私の中に入ってくる。

でも、それなら何で…

「じゃあ…
じゃあ、どうしてエリと寝たりしたの?」

「それは…、この前も言っただろ?
エリの気持ちが真剣だったから、それを受け入れたって。」

「だから、そんなこと言われたって、
友達とそんなことあった人と付き合えないよ。
私はそんなに大きな心持ってないの。」

「じゃあ、エリと寝てなかったら付き合えたのか?」

私は口篭る。
そして考える。
どうだっただろう…。

「付き合えない。
エリが好きだったの知ってたし。」

「やっぱそうなんだろ?同じじゃん。
じゃあ聞くけど、
オマエはエリのこと抜きで俺のことどう思ってるんだよ?」

「え…」

参った。
考えたこと無かった。

「マノくんは魅力的だと思うよ。
いっしょにいて楽しいからこうして会ってるし、
でも…」

「好きなのか嫌いなのか、ハッキリ言えよ。」

嫌いじゃない。
嫌いじゃないけど…

「エリ、エリって、エリを断る理由に使うなよ。
俺はオマエの本心が聞きたいんだから。」

私は大きく息を吸って、吐いた。
マノくんの言う通りだと思った。

「わかった。
好きだよ。マノくんのこと。
好きだけど、付き合ったりとかってできない。
これ以上の関係にはなりたくない。」

「何でだよ?」

「私の中でもマノくんは特別なの。
特別な男友達なの。
人としてすごく好きなの。
壊したくないの。
楽しい思い出のままでいたいの。」

「そうなの?」

「うん。」

「好きなのに?」

「うん…。」

マノくんはそれから何も言わなかった。
私も下を向いていた。
でも、あまりにも長く何も言わないから、
マノくんの方を見たら、
マノくんが目をこすってるのがわかった。

「そっか…。
俺、アヤカは、今までと違うと思って。
オマエなら、ホントに本気で好きになれると思った…。
俺、バカだな。
オマエの親友と寝ちゃったんだもんな…。
ムリだよな…。」

マノくんにつられて、私の目からも涙が出てきた。

私が受け入れさえすれば、
これからもマノくんと楽しく付き合えるかもしれないのに…。

バカじゃん。
バカじゃん。
私も、マノくんも。
こんな私のせいで、
泣いたりしないでよ。

マノくんはダッシュボードからティッシュを取り出して、
鼻を思い切りかんだ。

「はは。スッキリした。
いや、心のどっかで、ダメなんだろうって思ってたんだけどさ。
ほら、今までが今までだし。
ちょっと怖かったし、代えが利かない存在って。
ああ、やっぱりそうか、良かった、ってちょっと思ったよ。」

無理に笑顔を作るから、私もつられて笑顔を作る。
そんなこと言われると、
すごく悪いことしたんじゃないかって、
後悔しそうになる。

でも、わかってる。
すごくもったいないことを言ってるって、
わかってる。

怖いんだ。
自分が好きだと思った人が、自分を好きだって言ってくれたことが。
ツカちゃんの時以上に傷つくような気がして、
またあの恋の終わりを見てしまうような気がして、
怖いんだ。

「ごめんね…マノく」

いきなりマノくんが近づいてきて、
強く抱き締めたのでビックリした。
私は抱き締め返せなかった。

私はズルイ。
私は逃げる。
私は自分が一番かわいい。

もうあれ以上傷つくのはゴメンだ。

マノくんは私をずっと抱き締めていて、
私はマノくんのぬくもりを感じていて、
ジッとしていた。
マノくんは納得したように、私を離した。

「はは。サンキュー。
俺、こういうのも初めて。」

マノくんが優しく笑うので、
私も何も言えないけど、笑顔を作った。

マノくんが家のすぐ近くの道で車を止める。
私が降りる。

「アヤカ」

マノくんが窓から手を出す。
私も手を出した。

「じゃあな。」

手をギュッと握る。
平気な顔を装ってくれるので、
胸がきしんだ。

「そんな淋しそうな顔すんなよ。
俺、大丈夫だから。」

それからマノくんは思い出したように聞いた。

「アヤカ、寿司は好き?」

「え?うん、まあ…
いきなり何言ってんの?」

「じゃあ、カレーは?」

「好きだよ…?」

「やった!好きって言わせた!」

嬉しそうにマノくんが笑った。
つられて私も笑う。

納得したように、手を離したマノくんは、
じゃな、って言って、
いつものようにクラクションを鳴らして角を曲がって行った。
私もいつものようにそれを見送る。

ごめんね。
ホントにごめんね。

しばらく道にずっと突っ立ってた。
もしかしたらマノくんが戻ってくるような気がして。

そんなことは無いのに。

私にだって、特別だったよ。
ちゃんと好きだったよ。

だけど…

これで良かったのかな?
良かったんだ…きっと。
付き合ったら、きっと嫌になる。
嫌になって終わる。

そう思わないと、
後悔で押しつぶされちゃいそうだった。

この時は、

相手によって恋の仕方も、恋の終わりも、
違うなんて、
思ってなかったから。





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最終更新日  2007年12月20日 10時08分18秒
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