テーマ:プロ野球全般。(13397)
カテゴリ:野球
高校時代、修学旅行先の京都で読んだ新聞。
それは、今でもよく憶えている。 一面に“ドーハの悲劇”。 そして、裏一面に“渡瀬マキ結婚”。 個人的に衝撃だったのは後者だ。 彼女のことは、小学生の頃から好きだった。 だから、一面よりも裏一面のレイアウトの方が ハッキリと記憶に残っている。 思えば、それ以前にも似た体験をしたことがあった。 1988年10月19日。 プロ野球ファンならピンと来るだろう。 近鉄がリーグ優勝を逃したロッテとのダブルヘッダー、 “伝説の10・19”があった日だ。 もちろん、新聞では大々的に取り上げられた。 ……しかし。 より衝撃を受けたのは、 阪急が身売りしたという記事だった。 「あの出来事とあの出来事って同じ日なの?」と、 後から知ったというパターンもある。 1981年8月26日。 この日、阪神の先発を務めた江本孟紀は、 あまりに遅過ぎる継投に腹を立て、 こんな暴言をしたとされている。 「ベンチがアホやから野球がでけへん」 本来の発言より過激な言い回しで書かれた江本は、 この騒動がキッカケで現役を退くことになる。 一方、同じ日、後楽園球場では、 中日の星野仙一がマウンドにグラブを叩きつけていた。 試合終盤の7回、山本功児のフラフラと上った飛球を、 遊撃手の宇野勝が、額に当てて落としたからだ。 左翼手の大島康徳が慌ててボールを拾うが、走者は生還。 この試合、星野は巨人の連続試合得点を158で 止めようと燃えており、珍プレーを笑う余裕はなかった。 因みにこのプレーに関わった3人、 星野、山本、大島は後に監督を経験している。 主役の宇野は、いつ監督をやれるだろうか。 1987年6月11日には、こんな出来事が重複した。 またも巨人と中日の対戦。 事件となったのは、ウォーレン・クロマティの乱闘である。 殴られた宮下昌巳は後にこんな証言をしている。 ▽引退後、サラリーマンに転身したのだが、 「中日の宮下」ではなく「殴られた宮下」と言われ、 取引先からすぐに憶えてもらえた。 ▽投球前「厳しく行くから、暴れたら抑えてくれよ」と 捕手の中村武志には予め言っておいたのに、 中村はというと、ボールを拾いに行ってしまった。 「頼むよ」と。その後、中村は星野監督に激怒された。 ▽試合が行われた熊本は、その日、 見事な満月が夜空に浮かんでいた。 まさに、引き寄せられるように戦いが起こった。 翌日、スポーツ各紙は殴打の瞬間を一面で取り上げた。 ……広島の衣笠祥雄が達成した、 2130連続試合出場という世界タイ記録を差し置いて。 長いプロ野球の歴史、まだまだ事例はあるのだろう。 けど、今回はここまで。 因みに、渡瀬マキが実際に結婚したのは、 あの記事から何年も経った後だった。 当時は、彼女と同学年の女性と自分が結婚するなんて、 夢にも思っていなかったなァ。 ☆☆☆ やはり、浮かれるとイイコトないな。 <金曜日> M 000 000 003 3 Bs 000 000 002 × 木佐貫、最後に四球を重ねて力尽きる。 その裏、カブレラに2ランは飛び出したが……。 最近、勝ち星のなかった成瀬が相手だったのだが。 <土曜日> M 002 200 000 4 Bs 000 000 000 0 前回やられた吉見をまたも攻略できず、 今度は完封勝利をプレゼントする太っ腹ぶり。 かつてはカモにしていた投手だったのに。 この日は何か悪い予感がして外出したのだが、 乗った電車が人身事故を起こし、足止め……。 まァ、こんな日もあるか。 明日の先発は、波に乗れていない山本と新外国人・ペン。 春先同様“3タテ⇒急失速”という負のコンボが、 オリックスを待っているのか……。 Please crick here !! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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