カテゴリ:港区
今回は港区六本木にある「麻布青野総本舗」さんの羊羹です。
麻布青野総本舗さんのある場所は1967年まで三河台町(みかわだいまち)と言われていました。この町名は江戸時代に松平三河守(まつだいらみかわのかみ)の下屋敷があったことから通称「三河台」と呼ばれ、明治期に正式な町名となったようです。町名の名残はマンション名や下屋敷跡地の三河台公園の名称に残されています。 この「三河台」という地名は現在の六本木3~4丁目にあたる場所で、現在の東京ミッドタウンまで含まれています。東京ミッドタウンは旧防衛庁の駐屯地跡地を再開発によってできたオフィスビル、マンション、ホテルや美術館の複合施設で、飲食店が多く立ち並ぶ六本木交差点からすぐの場所にあります。 現在、六本木にありながら、麻布青野総本舗さんの「麻布」とはこの地域はかつて港区の前身の旧麻布区であったことによるものと思われます。現在の港区は1947年に旧東京市の時代にできた旧赤坂区、旧麻布区、旧芝区の三区が合併してできました。包装紙には創業の安政3(1856)その当時が偲ばれる地図が描かれています。 代表的な鶯もちを始め、季節の生菓子や定番の和菓子から特製のお菓子まで作られており、煉り羊羹は本煉羊羹、小倉羊羹、栗羊羹の三種類が作られています。今回は本煉羊羹を購入しました。 煉りや餡と寒天の割合が良く、江戸から続く老舗らしい味わいです。とても美味しくいただきました。 「麻布青野総本舗」 東京都港区六本木3-15-21 TEL:03-3404-0076 営業時間 平日 9:30~19:00 土曜・祝日 9:30~18:00 定休日 日曜日 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月31日 21時08分37秒
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