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テーマ:ウォーキング(4264)
カテゴリ:ウォーキング
![]() 行橋~別府100kmウォーキング その4 行橋市駅前から、84km近く歩いて、最後の難関赤松の峠を越えました。 遠くに、高崎山と別府湾が見え、安堵の気持ちになります。 しかし、峠を越えて、別府湾沿いの道に出るまでが長い。 おまけに、天気もよく汗ばむ陽気で疲れも増します。 早くゴールへと気持ちは急ぐ割になかなか進まない。 我慢の末、ようやく堀の交差点に出ました。 ![]() ☆湾岸道路出合(堀交差点13.29) 交差点のすぐそばの空き地で、再び休憩です。 食欲もあまりないのですが、菓子パンを押し込みます。 あと、もう少しと言い聞かせて歩き始めます。 しかし、歩き始めても再び足の鈍痛が気になって、 1km歩いて再び休憩します。 しびれるとまではいかないものの、思うように足が進みません。 これが、みんなが言う、別府湾地獄というものなんでしょうか。 峠越えの緊張感が薄れた後に、平坦でまっすぐな道に地獄がある。 制限時間までは十分時間はあります。 進んでは休む作戦に切り替えです。 ![]() ☆豊後豊岡駅通過(14.24) 3kmを休憩を入れて1時間かけて歩いています。 ![]() ☆別府湾の白い目印 別府湾ロイヤルホテル横通過(14.32) 豊岡駅を過ぎても、休んでは進むペースは変りません。 座り込めそうな場所があれば、休んで足の回復を待つ。 昨日見た、元気に別府湾を歩いていた人たちは余力を残していてすごいものです。 それに比べると、歩いては休みの私の状況は、明らかに違います。 残り10kmは切っているものの、普通なら2時間の距離がとても長いのです。 ![]() ☆いよいよ別府市に入る 関の江付近(14.59) 昨日の朝見かけた、元気に歩いていた100キロウォークの皆さんと同じ場所を、 今、歩いているんだと思いながら、 元気をもらいながら歩き続けます。 ![]() ☆関の江海岸から見る別府湾(15.00) 日出町から別府市にはいって、幾分ペースが上がります。 こまめにとった休憩で、少し回復基調です。 ![]() ☆フェニックスの並木亀川古市付近(15.06) もうすぐ、亀川駅が近いと急ぎます。 少しですが、最後の坂と言っていい、亀川パイパスを前にして、 小休止します。坂への充電です。 ![]() ☆ぐっと高崎山が近くなってきました。一気に亀川バイパスを登りきります(15.25) いつも妻や娘と歩くお気に入りの上人が浜がどんどん近づきます。 坂を下りても休むことなく、別府の市街地へと足を進めます。 美しい公園の、上人が浜公園に到着。 ベンチでちょっと長めの休憩をとりました。 妻に連絡し、別府まで車で迎えに来てもらうことにしました。 待ち合わせは、別府タワー前に17:00ということに。 残りは、およそ4km弱です。 時間を設定すると、緊張感で力が出ます。 いざ、出発です。 ![]() ☆17時までのゴールをめざして、上人が浜公園通過(16.05) 西日を避けて、道路の南側を歩くことにしました。 直射日光での疲労を少しでも防ぐためです。 17時までに着かなければとの思いは、最後のラストスパートへと変りました。 今まで、休み休みだったモードが、いきなりトップギアに・・・。 休みなしのノンストップで歩き続けます。 こういう時は、足の痛さも忘れてしまうようです。 ![]() ☆別府国際観光港前通過(16.20) いつもならば、緑が綺麗な海浜公園側を通るのですが、 休める場所がたくさんあるので、誘惑を避けて、 あえて、店舗が続く南側を歩き続けます。 別府警察署の手前で、道が少しカーブします。 カーブが近づくにつれて、別府の中心街がうっすらと見えてきます。 参加者の皆さんがゴールを確信する瞬間ですね。 タワーがいとおしく感じます。 ![]() ☆遠くにゴールの別府タワーが見えた(16.25) 残りは1.5km程度、そのまま一気に飛ばします。 この直線は、別府タワーがみるみる近づいてくるので、 ゴールが近づく実感があります。 田園風景では遅く、市街地では早く歩いている錯覚は確かなようです。 周りの風景がどんどん変るので加速感が違います。 ![]() ☆ゴール直前の別府タワー 的が浜(16.41) 実際の100kmウォークのゴールは、この先の交差点を右折して、 海門寺公園がゴール地点ですが、妻の車の事を考慮して別府タワーをゴールとしました。 到着時刻は、16時43分 総時間は、行橋駅前から23時間23分21秒でした。 平均の時速は、休憩時間を入れて、4.3km。 成績からいえば、いたって完歩者の普通のレベルです。 それでも、完歩できたことがうれしい限りです。 この大会では、20時間を切るツワモノがたくさんいらっしゃいます。 最短時間は、13時間9分と驚異的な時間です。 今年は、残念ながら大会にエントリーしないままの、 未公認のチャレンジでしたが、 来年は、ぜひ、エントリーのうえゴールをめざしたいと思いました。 歩いてしまえば、あっけないものですが、 歩くことの不思議な魅力を再認識したウォークでした。 まだまだ、奥は深いですね。(^^) ![]() 行橋~別府100kmウォーク全行程 本当の大会の参加者の御報告は、行橋~別府100キロウォークで、 検索してみてください。たくさんありますよ。 単独歩行ですが、勝手に参加したような気分になれました。 七曲の坂でお会いした主催者の方々に深く感謝です。(^^) ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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