Traditionally, we view reaching a good work-life balance as hitting a goal. But it may be more of a moving target than we realise.
Few topics have been so endlessly analysed, glorified and dissected as work-life balance. The quest to attain this somewhat nebulous state has dominated discourse around careers for years – especially for working parents. (BBC News)
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nebulous(不明瞭な、靄のかかった状態)
state(状態)
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「蚊の科学」(荒木修著)を読みました。蚊は世界に3000種類を超えて分類、日本では約100種類そのうち人の血を吸う蚊は10種類。最も古い蚊の化石は1億7000年前のジュラ紀の地層から出土。蚊の幼虫であるボウフラの時期に同じ水溜りに住む別種のボウフラを食べる蚊や成虫の蚊は吸血しないで花の蜜を吸う蚊もいる。コウモリも蚊を食べることから貝原益軒の日本釈名にある。蚊は一か月生きるが蚊によく似たユスリカは一週間も生存できない。蚊は指すことで病気を媒介するがユスリカはその死骸がアレルギー性鼻炎の原因のひとつ。ヌカカは体調1ミリ、皮膚にまとわり付き吸血、刺すのではなくナイフのようなもので切り裂きその血をなめる。卵を産まないオスは血を吸わない。メスは卵子を育てるために口針が血を吸う構造になっている。南米の黄熱患者の血液からレプトスピラという細菌を発見した野口英世は蚊が媒介する黄熱病で亡くなった。同じころイギリスのR・ロスはマラリアと蚊の研究でノーベル賞を受賞。蚊から身を守るために火を焚いて蚊を追い払う蚊取り線香、虫よけハーブ(バジル、ゼラニウム)、銅、銀イオン、ガンマ線、殺虫剤は殺虫剤で生き残った蚊の子孫は100倍の濃度でも駆除できなくなるなどと驚く話だった。