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ありがとう仙人の幸せ玉手箱

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2009年06月07日
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カテゴリ:心理

【 質問 】メール

ありがとう仙人さん、こんにちは!

… 略 …

今、新型インフルエンザが猛威を振るっていますね。

そこでお聞きしたいのですが、よく「思考が現実化する」と言われていま
すよね。

… 略 …

ということは、新型インフルエンザを恐れてマスクや外出を自粛していると、
その恐れが現実化して返って新型インフルエンザに感染するのではないんで
しょうか?

ありがとう仙人さんの見解はどうですか?

是非、回答をお願いします。ぽっ

                           <Kさん>



【 ありがとう仙人の回答 】


わははははは…っ!

恐れていると、やがて、それを引き寄せてしまうというのは事実です。

だから、恐れが湧いて来たら、目を閉じて恐れを全身で十分に感じてあげて
下さい。

そうすれば、恐れのエネルギーは流れて消えていきます。

(詳しくは電子書籍を参照してください)


はははははっ!


恐れというのは単なる自分の想像です。

ですから、ほとんどの恐れは現実化しません。

そんなことは体験済みですよね!

恐れたことが全部、現実化してます?

してませんよね!

しかし、心の勉強をした人に限って、「恐れは全て現実化する」と思って、
恐れを恐れている人が案外多いんです。

「思考は現実化する」ということを知らない人は、恐れを抱いても平然と
しています。

孔子曰く、

「学んでますます苦しむ」


わははははは…っ!大笑い


恐れが現実化するのは、その恐れが強い時だけです。

「もし、ああなったらどうしよう」

と数回思ったとしても、エネルギーが強烈ではないので現実化しないのです。

何百回、何千回と思い続けたら話は別ですが…。

強烈な思考を絶えず抱いた時にのみ、その思考が現実化するのです。

だから、願望実現する時は、ハッキリとしたイメージを絶えず抱き続けることが
要求されるのです。

中村天風先生は、こう言っています。

「絶え間なく映像化される想像は、黙っていても信念の力が強固になり、
それが現実化する」


わははははは…っ!


「新型インフルエンザを恐れるあまりに、マスクや外出を自粛していると、
それが現実化するのでは?」ということですが…。

そのことについて、心の勉強した人が陥りやすいことがあります。

それは、「新型インフルエンザなんかに私は感染しないと思っていれば大丈夫」
という態度をとることです。

つまり、思考が現実化するのだから、「私は大丈夫」という思考に変えればいい
のだ、と結論づけるわけです。

では、そういう人に聞きますが、どうしてそんなに新型インフルエンザに関心が
あるんですか?

もし、本当に心の底から「私は大丈夫。新型インフルエンザに感染しない」と
確信しているなら、わざわざ思考を操作して、「新型インフルエンザなんかに
私は感染しない」なんて思い直すでしょうか?

心の底では、「感染したらどうしよう」という恐れがあるから、感染したくな
いばっかりに思考を操作しているのです。

だから、そういう人は、「感染したらどうしよう」というのが本当の思考
なのです。

常に意識が「新型インフルエンザ」に向かっているのです。

つまり、「新型インフルエンザ感染」を絶え間なく想像しているのです。

だから、自分の思いとは反対に感染するのです(笑)

そして、大抵の人がこう言うのです。

「思考が現実化するなんて嘘じゃないか!」


わははははは…っ!大笑い


もし、新型インフルエンザが気になるのなら、下手に強がって思考を操作
しないで、マスクや外出を自粛するなどの対策を施して下さい。

皮肉なことに、マスクや外出を自粛している人の方が感染する確率は低い
のです。

というのは、マスクや自粛に効果があるのではなく、マスクや外出を自粛
することによって「安心」という気持ちが得られるからです。

その「安心」というエネルギーが現実を創造するのです。

だから、強い恐れがあるなら、そうならないための対策をして下さい。

そうすれば、安心します。

その安心がより良い現実を創造するのです。

防犯も同じです。

「もし、泥棒が入ったらどうしよう」という強い恐れがあるなら、防犯装備
を万全にするんです。

すると、「安心」します。

その安心が現実を創造しますから!

つまり、強く恐れていることへの準備をすることは、その恐れを引き寄せる
のではなく、安心によって恐れを払い避けることになるのです。

心の底から、「私は大丈夫」と絶対的な確信を持っている人は、対策なんか
しなくても平気です。

しかし、大抵の場合は、「私は大丈夫」といい聞かせている人が多いのです。

絶対的な確信で、「私は新型インフルエンザには感染しない」と言うのと、
いい聞かせで言うのでは、同じ言葉を発していても結果には天地の差がある
のです。

というのも、絶対的な確信で言っている人の心は「安心」していますが、
いい聞かせで言っている人の心は「強い恐れ」だからです。


わははははは…っ!


もし、強い恐れがあるなら、操作しないで、恐れを認めて対策を施して下さい。

そうすれば、安心します。

「安心」

これがキーワードなのです。

中村天風先生は、医者が見放した病をたくさん治しました。

しかし、天風先生が言うには、
「俺が治したのではなく、自分の心が治したのだ。ただ俺は、心が積極的に
なれるように手助けしただけ」なのです。

では、どのような手助けを天風先生はしたのでしょうか?

それは、病の人に向かって天風先生は最初に、こう言うのです。


「俺が来たから、もう大丈夫だ!」



なんて心強い言葉でしょう!

光明(悟り)を得た天風先生に、こう断言されたら、誰だって「安心」します。

その安心が病を癒すのです。



わははははは…っ!


以上が、「新型インフルエンザを恐れるあまりに、マスクや外出を自粛して
いると、それが現実化するのでは?」という質問の私の回答です。

へんな回答に固まってしまいませんでした?

それなら、解凍してして下さい(笑)(ダジャレ)


わははははは…っ!大笑い


心というのは本当に奥が深いですね!

だからこそ、勉強のしがいがあるのです。

恐れを抑えつけて、ムリヤリ心をプラスにしようとするのではなく、恐れと
向かい合って、恐れを体験し尽して下さい。

すると、恐れのエネルギーが流れて消えていきます。

恐れのエネルギーが消えると勝手に心がプラスになるのです。

というのも、マイナスのエネルギーがなくなったからです。

心をプラスにしたければ、マイナスを受け入れることです。

つまり、マイナスを受け入れると心がプラスになるのです。

マイナスを認めず、排除しようとしているうちは、心はプラスにならないの
です。

なぜなら、マイナスのエネルギーが心に残っているからです。

また、マイナスを認めないで排除しようとすることは、逆に作用してマイナス
を引き寄せることになるのです。

なぜなら、自分のマイナスを無視してプラスにしようとすることは、心の底
ではマイナスを認めていることになるからです。

心の底でマイナスを認めているからこそ、マイナスをプラスにしようとして
いるのです。

マイナスを自覚しているからプラスにしようとしているのです。

つまり、そういう人は、「私はマイナス思考だ」というのが本当の思考なの
です。

だから、「プラス思考を実践しているのに、一向に人生が改善しない」という
人が多いのです。


わはははははは…っ!


逆に、「プラスとマイナスはリズムだから、マイナスが湧いて来ても、その
ままそのエネルギーを感じれば消えていくから別に構わない」と思っている
人は、マイナスを肯定しているので心の底はプラスの状態になっているのです。

つまり、マイナスをも肯定するプラス思考なのです。

「表面でマイナスを認めないと心の底はマイナスを認めることになり、表面で
マイナスを認める(肯定する)と心の底はプラスになる」

なんて皮肉なんでしょう!

このカラクリには、なかなか気付けないですね!

だから、本当のプラス思考になりたかったら、プラスとマイナスの両方を
認める(肯定する)トータル思考になることです。

つまり、プラスとかマイナスとかにこだわらないニュートラル思考になること
です。


但し、普段からマイナス思考が習慣にならないようにすることは大切です。

「習慣は第二の天性」ですから!

いくらマイナスを認めると言っても、四六時中マイナスでは人生が悲観的に
なります!

マイナス思考の習慣を防ぐには、中村天風先生の心を積極的にする方法を
実践するといいでしょう!

(詳しくは電子書籍『中村天風先生と和尚に学ぶ 人間の生き方』を参照して
下さい)


がははははは…っ!


今日の話はこれで終わりです。

最後までお読みくださって、ありがとうございます!大笑い





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最終更新日  2009年07月24日 16時04分07秒
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