野木煉瓦窯
快晴の秋日和、先週、火野正平さんのNHKテレビ番組「こころ旅 」で紹介された栃木県野木町にある重要文化財、旧下野煉化製造会社煉瓦窯(通称、野木町煉瓦窯)に出かけることにした。我が家から43km、約1時間強の道のりだったが、近場に来て、道に迷い込み、一時間半ぐらいかかって到着した。施設は、解説書によると、「ホフマン式の煉瓦窯で、明治23年(1890)から昭和46年(1971)までの間に多くの赤煉瓦を生産し、日本の近代化に貢献しました。この煉瓦窯には16の窯があり、1つの窯で1回に約17,000本、全ての窯を連続して使用した場合には約27万本赤煉瓦を生産することが可能でした。また、この煉瓦窯は創業時から120年以上経過した現在においても、ほぼ原型のままで存在している。」(引用)とのことである。絵を描いておられる人も多く見かける。メタセコイアも紅葉🍁、大きな薔薇も咲き、施設の周りの自然も、結構いいのである。煉瓦窯の中に入り、日常を離れ、不思議な空間に触れることができたのであった。