これは何?
隣家の玄関先に毎年、ツバメが飛来する。その玄関先上にある電線に何か、見慣れない物体が3,4m置きに付けられている。よく見ると、小鳥の形をした金属製のロボットなのである。隣人に聞いた話では、鳥の糞被害に困って東京電力にこのロボット設置を依頼したところ、二、三ヶ月かかるといわれたが、タイミングよくすぐに設置されたとのことである。そういえば、近くの交差点の電線にも、同様の鳥ロボットが、そちらは、大量に設置されていることに気がついた。以前は、100匹ほどの黒いカラスが、夕刻には、近くの電線に留まっており、まるで、ヒチコック映画の「鳥」のようだったのが、この鳥ロボットのお陰なのだろう、気味の悪いカラスの存在は,全く気が付かず、忘れていた。「糞公害対応鳥ロボット」,日本人は、なんと色々と考えるのだろうと感心するのである。今に鳥の声も発する鳥ロボットが、できるのかもしれない。これから、猫対応ロボットもできるかもしれない。我が家も、駐車場の電線真下の愛車に、糞が落とされていることもしばしばあるので、東電にお願いしてみようかと思う。