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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:旅行
23~27日まで中国東北地方の3都市(大連、瀋陽、ハルピン)を鉄道で巡ってきた。目的は旧満鉄の史跡を見ることが一つ、中国の鉄道に乗ることが二つ目。そして三つ目は東北地方の歴史を実地に見ること。美味しいものを食べることは当然。 旅行はその前日から始まった。朝9時30分成田発の飛行機に乗るためには、自宅を始発電車に近い時間に出発する必要がある。せわしないので空港近くに前泊しようか。その時、頭に浮かんだのは根津にある「澤の屋旅館」に前泊することだった。 「澤の屋旅館」は外国人観光客に有名な旅館として知られている。本は読んだが、何が人気の秘密なのか、実際に泊まってみたいとずっと思っていた。 21時過ぎにチェックイン。ごく普通の日本旅館。旅館の女将は震災の影響で一時は全く客が入らない時期があった、最近ようやく7割方客が戻ってきたと云う。 翌朝周辺を少し歩く。5分ほど歩くと根津神社があった。緑が深い。 周辺は昔からの街並みが残っている。写真は根津神社近くの杉本染物舗。このあたりには巣鴨の染井を源泉とする藍染川が流れている。現在は暗渠になっているが、染物が盛んな地域であったようだ。
緑と小路が多いこの地区を30分ほどぶらつく。東京に住んでいながらこれまで知らなかった風景。懐かしさを感じさせるこの街そのものが「澤の屋旅館」の人気の秘密の一つであったようだ。
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