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2022.07.09
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2022/6/26    パンドラの鐘 COCOON PRODUCTION / NINAGAWA MEMORIAL、シアターコクーン、作:野田秀樹、演出:杉原邦生   
(以下、役名はhttps://blog.kansolink.com/01engeki-kansolink/comming-soon/cast-comparison-pandra/ (2022/06/27)を参照して当て編めた) ヒメ女:葵わかな、ミズヲ:成田凌、    タマキ(ピンカートンの娘)前田敦子、カナクギ教授/狂王:片岡亀蔵、ハンニバル/男:玉置玲央、ピンカートン夫人:南果歩、オズ(考古学者):大鶴佐助、    イマイチ(考古学者の助手):柄本時生、コフィン:森田真和、リース:亀島一徳、ハンマー:山口航太、ヒイバア:白石加代子、スペード:武井卓、    黒子/死体/その他:内海正孝・王下貴司・久保田舞・蔵元奎哉・米田沙織・涌田悠     

図1 パンドラの鐘 チラシと半券から構成

 2時間少し、休憩無しのぶっ通しの舞台。ただし時折暗転が入り、その間の間に台詞があったかなかったか、その僅かの間の暗闇で舞台の辺りでがたがた音がしていて、パッと舞台が照らされたとき舞台装置が大巾に変わっている。 考古学を志す若手が曲がった錆大釘等々色見つけ出し考古学の老教授と議論している。場所は長崎県。この辺り、こんなに出土するなんて、この辺りは昔、盗賊が領主だったのでは、。。

 場面が展開して、狂気を発した領主の弔い、だれが殺した?棺を掲げ損ねて棺がひくり返り、出てきたものは、猫のミイラ? スワ狂領主は何処へ?あの美しく聡明善良な娘は父を暗殺したのか?  野田秀樹のリズム感溢れる舞台運びと、蜷川流の基本的に煌びやかな舞台構成が引き継がれている印象で、杉原演出は、その方向を素直に展開発展できる力があるように感じられる。

 蜷川記念公演に相応しい舞台が続いて行く内に、ドカンと舞台の真ん中にパンドラの鐘なるものが登場する。 現代の考古学者の話の続きーー  個の中を調べれば昔のことが解るのではないか、チョット隙間を空けて入ってみたら、壁に文字が、そして骨があったみたい。。。。  過去の狂王の娘、賢女王として誉れは高いが、狂王の残した混乱で国は乱れている。赤い火の玉を炸裂させて国を滅ぼす、原子爆弾を想起させる脅しに抗して国を救うには、自らがパンドラの鐘に入って死に行くことしか道はない。 女王は恋人ミズヲを死を看取る人として頼み鐘の仲に。。。。。

  何ともロシアのウクライナ侵攻の最中でのこの好公演は、満席800人近くのスタンディングオベーションのなかで幕となった。 


【中古】舞台パンフレット パンドラの鐘 1999年コクーン公演 作:野田秀樹 演出:蜷川幸雄 大竹しのぶ・勝村政信・生瀬勝久・森村泰昌

【中古】パンドラの鐘 パンフレット野田秀樹 天海祐希 堤真一 富田靖子 古田新太 松尾スズキ 銀粉蝶舞台 1999 パンフ​​
【中古】(非常に良い)舞台パンフレット パンドラの鐘 1999年コクーン公演 作:野田秀樹 演出:蜷川幸雄 大竹しのぶ・勝村政信・生瀬勝久・森村泰昌​​
【中古】「パンドラの鐘」1999年シアターコクーン公演パンフレット 堤真一・天海祐希・古田新太・松尾スズキ・野田秀樹





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最終更新日  2022.07.09 11:08:09
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