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Mr. Cats' Gardenのブログ あるいはニャンスケの生活と意見

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2022.07.10
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2022/6/27 第684回紀伊國屋寄席 紀伊國屋ホール       
出演順:前座・古今亭菊一 金明竹、春風亭喜いち 熊の皮、林家たけ平 紀州、入船亭扇遊 ちりとてちん、三遊亭歌武蔵 お菊の皿、春風亭一之輔 子別れ   

図1 第684回紀伊國屋寄席 チラシと半券から作成 資料に誰かが書き込みを入れてしまった!

 今日は相方が草臥れたと家から出ないで寝てしまい、久方の宿主とニャンスケの相合い傘か、でも猛暑の晴天だ。雨傘で日傘代わり。そして、志ん朝が亡くなった直後2001年10月以来の寄席である。

 開演時間は18:30となっていたが、18:15にお囃子が入り、前座が登場。この前座、寄席から遠ざかっていたニャンスケには全く初見の芸人、古今亭菊一と名乗り、完璧な掴み、くすぐり、そして金明竹へ。何というやっちゃ。15分をチョットでる程度で、世界を作ってしまった。ヒョウゴロヒョウゴロ言う使者に与太郎やお内儀と客席は一体化し、全員与太郎化? 

 21:15まで、ほぼ満席(相方の席とその隣は空席だったが、あとは空席見えず)の客席は引き込まれ、特にトリの子別れは50分の熱演。みんな上手くなってしまっている。個性の出し方伸ばし方の技術が上がったのか、カラオケで日本の音楽レベルがジャンプしてしまったように、演芸の世界もパラダイム変化が起きてしまっていたようである。衒いなく体でぶつかる高学歴(というより高IQ)エリート芸人が増えて、世界が変わったのだ。 

 あとで調べたら古今亭菊一は東大卒のロシア系と日系の混血とのこと。寄席は芸人と客で成立する。満席の、しかも老若男女取り混ぜた客席に感謝。舞台の演者にも感謝。たけ平の紀州、時代背景への引き込みが巧み。扇遊のちりとてちん、毛の生えた”酢”豆腐を食通振りの伊達男に食わせる段取りに持っていく導入がチョットギクシャクしていたような気がするんだが? 歌武蔵のお菊の皿、皿屋敷の話自体、昔懐かしいと感じる人より聞いたこと無いぞという人の方が多そうな今、確りとその壁を越えての好演だ。子別れ、久しぶりに正調を聴いた、しかも一之輔の声は懐かしい志ん生、円生、小さんなどのチョットろれったり尖ったりザラツイタりした声ではなく、滑らかなのだ。最高に聴きやすい子別れの一席であった。


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最終更新日  2022.07.10 03:45:19
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