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テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:旅行
ビラセカは音楽学校があり毎週通った町だが、 お世辞にも面白い街とは言えない。 他の町とは離れて野原の中に孤立しているという印象だ。 しかし、周辺のリゾートや石油化学コンビナートのおかげで 財政的には潤っている。 だから市立音楽学校に立派なホールが併設されているのだろう。 今回見た教会は元は要塞だった。 中世、イスラムがイベリア半島を支配していた頃 ここはちょうど支配地域の境界線で、誰もいない空白地だった。 頻繁に衝突や紛争が起こる土地には危なくて住みたくないだろう。 さらにサラセン人の海賊の略奪なども多く、再植民化が困難だった。 勝手な想像だが、この一帯が何か寂しげなのはそのせいではないか。 5百年前のことではあるが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.05 21:05:15
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