カテゴリ:大和絵
紫式部日記絵巻を続けます。
およそ千年前、藤原道長がその栄華を極め、紫式部や清少納言、赤染衛門等が活躍した時代は王朝文化の絶頂期でありました。日本独自の文化が揺籃された日々。 平安時代に郷愁を感じる方が多いのは、まさに日本らしい、日本人による、日本人の時代であったからでしょうか・・・ 土御門邸の景趣、第一皇子の誕生とそのお祝い、中宮の内裏還御、五節の祝儀、賀茂の祭礼、等等、諸行事の有様が描き綴られています。 さらに、清少納言はじめ女房達の人物評、式部自信の内省的感想、面白い本文も・・・ 絢爛豪華な王朝文化の精髄が散りばめられているのです。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月12日 15時30分15秒
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