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日本を今一度、洗濯いたし申し候

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hitokijin

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2010年09月30日
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尖閣諸島における中国漁船の衝突事故を巡って、よく大人の対応と言う言葉を耳にします。これに限らず、あちらこちらでこの様な言葉を耳にします。現代日本において、この言葉の意味する所は、何があっても怒らず、常に冷静でいることを指していると思います。冷静でいる事は悪いことではありませんが、何があっても怒らないことが果たして本当の意味で大人の行為と言えるのでしょうか。これは、多方面に共通して疑問を感じます。今回の尖閣問題について言えば、日本が「大人の対応」、即ち一切怒らず、相手の言うがままに船長を釈放したことで、日本は極めて致命的な傷を負ってしまいました。中国に対して顔を真っ赤にして怒りを見せつけ、毅然として国内法で処理していれば、日本の国威が失墜することはなかったでしょう。この大人の対応は、絶対に日本とそして国民全員に対して深い傷跡を残したと言わざる得ません。

 

 話は民間レベルに落として考えて見ましょう。教育、しつけについても同じ事が言えます。よく、子供が大人をおちょくってきた時に、おどけて反応する大人を見かけます。顔を真っ赤にして怒って返せば大人気ないからなのかも知れませんがこれも大間違いです。かねてより、このブログで私が主張しているように、子供は大人の下であり、大人に服従する立場です。この子供達に大人がおちょくられる、即ち愚弄されると言うことは、子供達が大人を軽く見ていることの現われです。これを、放置すればいずれ子供達が大人の言うことを聞くようになるわけがありません。例えまだ言葉の拙い幼子であろうとも、大人を軽んじる行為には毅然とした態度を取らなければなりません。私は、我が子にはまだハイハイしている時でさえ、親の顔を叩くなどしてきた時には烈火の如く怒り、時には顔にびんたを食らわす、または尻を叩くなどして、厳しくしつけてきました。こういう行動は今の我が子の状態を見ていて決して間違いではなかったと確信しています。小さい頃に、厳しくしてきたため、今では私の言う事を必ず聞きます。そして、父親に畏敬の念を持っていることを至る所で垣間見えます。これが重要だと思います。他所の親御さんを見ていると、子供に何を言っても子供はどこ吹く風ぞと言わんばかりに相手にしていない光景を見ますが、これは子供を叱らずに放置してきた結果なのです。こういう子供達の心の中で、親と言う存在はあまり重く捕らえられていないでしょう。学校の先生、会社の上司なども同じです。生徒、部下に甘くしていると、必ずなめられ、自らの存在意義は薄れていくのです。これは、社会の秩序を激しく乱し、この国を少しずつ蝕んでいく悪しきことです。日本人は人に威張ることを嫌う善良な人が多いですが、人の上に立つ人は、下の人達と明確なけじめをつけなければならないのです。それこそが家庭、社会、会社などの組織を健全化させる上で不可欠なのです。友達の様な親子関係、上司と部下の関係、国家間の関係は絶対にやってはいけません。






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Last updated  2010年09月30日 20時46分24秒



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