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民主苦戦、菅政権に打撃=自民は攻勢強める-統一地方選【統一選】時事通信 4月10日(日)21時59分配信 民主党は10日の統一地方選前半戦で苦戦しており、菅政権にとっては手痛い打撃となりそうだ。東日本大震災や福島第1原発事故の対応が長期化する中、直ちに菅直人首相の進退に発展する可能性は低い。民主党苦戦は予想の範囲内とはいえ、同党は選挙結果を深刻に受け止めている。小沢一郎元代表に近い議員から、首相や岡田克也幹事長の責任論も出てきそうだ。一方、自民党は選挙結果を「菅政権への有権者の不信の表れ」(選対筋)と分析。大震災や原発事故の対応で、首相の指導力不足が露呈したことも影響したとみて、今後、国会でも首相の姿勢を追及、攻勢を強める構えだ。 「大きな震災があったので、政府・与党としても、そちらに重点を置かざるを得なかった」。岡田幹事長は10日夜のNHK番組で、厳しい選挙情勢について、こう語った。 民主党は12都道県知事選のうち、自民党の推薦候補と対決した北海道知事選で敗北。三重県知事選も厳しい情勢だ。首相のお膝元の東京都知事選は自主投票で不戦敗。党執行部は「国政と地方選とは別」(党幹部)としているが、昨年9月の菅改造内閣発足後、主要な地方選では敗北が続き、小沢氏系議員から「首相を降ろすしかない」(若手)と悲痛な声が出ていた。ただ、今は被災地の復旧・復興対策が急務で、「菅降ろし」には動きにくい状況だ。それでも、ある民主党幹部は「すぐに首相に『辞めろ』とはならないだろうが、じわりと選挙の影響は出てくる」と語った。 自民、公明両党は、大震災発生後、政府の被災者支援などに全面的に協力し、「政治休戦」に応じてきた。しかし、首相らの対応に不手際が目立ち、「菅政権で国民は救えない」と政権批判を強める方針。「民主惨敗なら首相自ら退陣を決意すべきだ」(自民党幹部)と進退を問う声も出ている。(了) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年04月10日 22時28分57秒
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