虹色のパレット

ブログ名：虹色のパレット
総アクセス数：3153250アクセス
開設日数：6210日
（開設日：2005/06/21）
日記記入率 : 30.3%
画像容量 : 4180.81MB


昨日更新してから、あ、21日は開設日だった！！
と思い出した。
知っていたら一緒に開設17周年やったのに・・・。
見たら記入率は下がりっぱなし。

じゃあ、初夏の森でひどい目に遭ったことでも・・・。

5月30日、天気の良いメモリアルデーウイークエンド。
カメラを持って散歩に出た。

何時もの所を右に曲がって、ショートコース（40分）散歩にする積りだったが・・・。
余りに天気が良く清々しい空気を吸っているうちに、
久し振りにフルコース（60分）にしようかな？？
いや、これも久し振り、
森（だけなら60分）に行こうかなんて迷いが生じた。

まだどのコースにするかも決めてないうちに曲がり角に来た。
でも、曲がらないで、サミット　St. を渡ってまっすぐ進んでいた。

何時も楽してショートコースしか行かないから、
今日はフルコースを歩いてみよう！！

気持ちよい初夏の太陽と風に誘われて写真を取りながらテクテク。

そこで、また迷い。

森にも行ってないな～。
今年の春は雨が多かったけど、
晴れた日が何日か続いたから、泥沼もないだろうし・・・。






森に行く道は通り過ぎ、何時もの橋の上から流れを眺めているうちに・・・。
（森の小川と同じ川。）
この川の流れをっ見ているうちに・・・。
やっぱり森に行こう。




丁度このころは清楚な野ばらが咲く時期。

童は見～た～り♬となんかご機嫌な気分になって、
次の角を曲がって、森の方に引き返した。




森の入り口に着いた。
こんもり茂った森は、正に昼なお暗きの様相を呈して、
冷気を吐き出していた。
まるで、冷蔵庫を開けた時の感じだ。

木を切って森を破壊したら、暑くなるのが良く分かる瞬間だ。





風がそよぎ、鳥たちが鳴き、もうそこは別天地。

上等な本物の森林浴。

落ち葉のふかふかの道を進む。






お川のほとり。

ちょろちょろとした小川の流れる音。
心の底まで染透る。

小川のせせらぎは何時の様に
ベートーベン交響曲第6番二楽章♬♪にいざなう。

やっぱ、森は良いな～。
来てよかった！！

此処まではね。



何と、その先には泥沼がでれーっと広がっているではないか。

乾いた時はこの辺は全く水は無いのに。

早く、メインストリートに出て、早く帰ろう。
昔は、真ん中に一本道が通っていただけだ。
今ではあちこちに行ける位置が出来ているので、
それをカズ姫は森のメインストリートと呼んでいる。
落ち葉の時期、それでも、夕方娘と迷子になった事が有る。
自然侮るなかれだ！！

急いで、メインストリーとの方向に曲がった。




飛び石の所にもこんなに水が！！
初めにこの飛び石を見た時には、こんなに水か無かったのに、
飛べない❣❢とあきらめて他の道を通ったものだった。

でも、娘とハイキングなどに行くうちに飛び石の飛び方が分かった。
つまり、自転車と同じだと言う事に気が付いたのだ。
自転車をゆっくり漕いでいたら転ぶ、それと同じだ。

先ず、どの石を飛ぶか道順を確り決める。
そしたら、決して迷わず止まらず、向こう側に着くまで飛び続ける。
迷ったりと止まったらバランスを崩して落ちること間違いなし。

ぴょんぴょんぴょん・・・。

飛べた！！

飛んで、振り返ってびっくり。
こんなに水もあり、石は5～6個も有ったのだ。

それで写真も撮って置いた。

そして、またびっくり。




何時もはこの辺からは沼は見えないのに、
こんなに水を湛えて初夏の緑に輝いている沼見たこともない。

早く、メインストリートに出なくては！！
焦りは禁物、でも、焦らずにはいられない。

何か広そうな道に出た。

ホッとして進んでいくと、昔は一本道だったのに、
広い道があっちこっちに分かれている。
？？

一番広いと思う道、方向的にも間違いなしと思って進んだのに・・・。






こんな物が出てきた。
メインストリートにこんな物は無かった。
最近たた折れた木かな？？？。
木のトンネルをくぐって行くと、
そのうちに道もなくなり、道なき道を進んで行くと・・・。


え～～～



こんな所にも沼？？

前、鹿さんの家族が走っていたとこじゃない？





慌ててきょろきょろ見回すと遠くにあの板橋が見えた。

沼ががあんな所にまで広がっているなんて。

板橋よりは先に進みたくない。
その辺で両足首まで泥沼に嵌まった恐怖を思い出す。

板橋を渡って、川に沿って右に行くと必ずメインストリートに出られる。

所が、此処でガス欠。

もう歩けない。
散歩でもおやつを持って出ないといけなくなったのか！！

何かないか。
カメラバックの中をごそごそ。
例のカーネギーホールのコフドロップが一つ見つかった。
COVID19でもう最近はカーネギーにも行っていない。
結構古い飴？
かまうものか、倒れるよりいいだろう！！
と一つドロップを口に入れてガリガリ。
それで、結構元気が出てメーンストリートまでたどり着いた。






これは間違いなくメインストリートだ。

手前の同じように朽ちた大木に腰掛けてまたあめをまた食べた。

人心地ついて昔の事を思い出しながら～




これは、7～8年前だろうか、嵐の後大木が倒れて道を塞いでいたのを、
この様に道の所だけ切って通れるようにしてあった。
そして、ボールペンで切り口の年輪には、
1，2，3，…‥と年輪の数が書かれていた。
確か全部で六十何年の大木だった。
をれを見て、森を愛している人なんだなと思ったものだ。

この写真を探していたら、
偶然ＦBに昔載せたのが見つかったのでセーブしておいた。

古いコフドロップをまたガリガリ3個も食べて、





初夏の森林の木漏れ日の下で森林浴をしているうちに、
これなら帰れそうだと立ち上がる事が出来た。

どうにか森を出て、家路についたが・・・。

カズ姫が選ぶ散歩道は、坂道を選んで作って有る。
普段なら、どうと言う事もない坂が、この時は越えられずの坂に見えた。
大きく立ちはだかる坂道の前に、
他所の家の石段に腰掛けて、また、飴
2～30分もするとやっと起きられる様にになった。



17年前とは言わない。
ついこの間まで、こんなことが起こるとは予想だにしなかった。

自然の地形は何時でも変わる。
2～3日晴れたからって、あの沼が無くなる訳ないだろうが！！
自然を侮るなかれ。
自己の体力の衰えを常に自覚するべし。
日々の変化に対応できる柔軟な思考を心掛けるべし。

柔軟さ・・・。
全くもってどうしようもないくらいに後退している！！

​　 1.　かどで ​

17年前の日記第一号だ。