テーマ:今日の出来事(289266)
カテゴリ:村のこと
ある村長選挙予定候補の「決起集会」に参加した。
生まれて初めてか、2回目かの参加… 「決起集会」なるものが大嫌いなのだ。 頭に「勝利」とかなんとか書いた鉢巻をまき、 こぶしを突き上げて「オーッ」とやる、そんなのが茶番に見えてしまい…。 一生懸命やっている人には申し訳ないけれど、 以前に、舅から言われて仕方なく行ったときも、入口で渡された鉢巻は手に持ち、 こぶしは突き上げなかった。 おっと、「決起集会」の言葉で訪れた方には申し訳ないが、今日は「決起集会」そのものではない。 (何故か選挙関係のことを書くと、アクセスがぐーっと増える。要注意?!・笑) 7年ごとに行われるO地区小川神社の御柱の木遣り披露のこと。 某予定候補の地区ということもあり、若い人が5人(初めて唄う人も数人いたようだ)応援の意味で木遣りを披露。 まだ声が木遣り用(?)になっていなくて、高音が出なかったり、裏返ったりしたけれど。 一人ずつ音頭をとって途中から全員で唱和するというパターンを5回。 途中から、唱和する所になると、会場のあちこちからもいっしょに唄う声が聞こえてきた。 会場全体に木遣りの唄が響いてきて… 「ああ、O地区の先輩たちが、新人たちにエールを送りながらいっしょに唄っているんだな」 それだけで、涙腺が反応した。 こういうのが、伝統っていうのかなぁ こういうのが、絆っていうのかなぁ 最後にリーダーが 「こんなに大勢の前で披露するのは今回が初めてで、みんな緊張したようだ。 本番までにもっと練習しておきますので、ぜひ当日は御柱祭にいらしてください」と結んだ。 当番地区の責任者・Iさんに聞くと 「若い衆ががんばってるんだもん、俺たちも応援しなきゃ」 今まで、単に観光的祭としてしか見ていなかったO地区小川神社の御柱。 今年は、もっと足を地につけた見方ができるかも。 だから、私にとって、今日は…………、 いい「決起集会」(?)だった(笑)。 鉢巻もこぶしもなかったから、私の気持も救われた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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