テーマ:今日の出来事(289267)
カテゴリ:村のこと
朝の防災無線と有線放送 「今朝、△△地区○○地籍で熊による人的被害が生じました。その付近にはまだ熊がいる恐れがあります。畑などに行く際には十分注意してください」 友人にメールしたら、「只今特別警戒中」という返事が戻ってきた。 今、小・中学校では、村の中心部を除いて全てマイクロバスでの送迎を実施中とのこと。全く知らずにいたが、確かに今朝見たマイクロバスには中学生の姿も交じっていた。 昼近く、配食ボランティアで伺った山沿いのお宅。 防災無線も有線も聞いておらず、警戒中の人から熊の話を聞いたという。一山越えれば今朝、人的被害のあった所である。一人暮らしのおばあちゃんは「怖い、怖い」を連発された。古いトランジスターラジオを出して「子どもが昔使ったものだからならない」と。アンテナの向きと電波合わせをしたら、聞こえてきた。最大音にしても、あまり遠くからは聞こえないだろうけど、それでもないよりはいい。 「今日は、家の中にいるよ」というおばあちゃんに、「それがいいかもしれないよ」と。 さらに、 「音が小さくなってきたら、電池が終わる証拠だから、社協へ電話してね。熊のことも何か変わったことがあったら、電話してね」と念をおした。 社協に戻って、その旨を伝えた。 もう1件のやはり一人暮らしのおばあちゃん。ここは周囲に家が何件もあるから大丈夫かなと思ったら、家はあれども、全くの空家だそうだ。 やっぱり今日は家の中にいた方がいいねと、おばあちゃんと話した。 今年は夏から村内あちこちで「熊出没、注意」の有線放送が何度も流れた。 新聞によると、北信(長野県北部)ではドングリなどの実が不作だったり、北信以外でも部分的に不作の地域が交じるのだという。里のおいしい味に馴れて降りてくるだけではなさそうだ。 「やたらに熊を殺しても〜」と思ってはいるが、こうして現実に一人暮らしの人たちと接してみると、熊の怖さは尋常ではないと私も思う。 夜のプール通い、トレーニングと称して徒歩で通っていたが、いくら近距離でも、やっぱり車で移動しよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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