J1、J2と比較してJ3の開幕はやや遅く始まります。J3リーグは
(本来の予定なら)3月8日に開幕戦を迎える予定です。
そこで、2020年のJ3に参戦する19チームを4回に分けて紹介します。
監督や選手の移籍状況、チームの特徴などを独特の視点で掘り下げていきます。
J2編はこちら。
その1・
その2・
その3・
その4
(1)ヴァンラーレ八戸
加盟:2019年
J2経験:なし
主なスポンサー:ミストソリューション、デーリー東北
監督:中口雅史
(一口メモ)
昨年、Jリーグでの最初のシーズンを終えた八戸。アウェーでは9勝5敗3分という好成績を挙げたのは特筆に値する。本拠地のプライフーズスタジアムは2016年に開業したばかりで、津波などからの避難設備も兼ねている。
監督は大石篤人氏から中口雅史氏に交代。
(2)いわてグルージャ盛岡
加盟:2014年
J2経験:なし
主なスポンサー:NOVA、福田パン
監督:秋田豊
(一口メモ)
昨年はJ3最下位となった岩手。後半戦での8連敗が響いたのか、7勝22敗5分と圧倒的な最下位に沈んだ。NOVAを新スポンサーに迎えた今年は正念場。
監督は菊池利三氏から秋田豊氏に交代。
(3)ブラウブリッツ秋田
加盟:2014年
J2経験:なし
主なスポンサー:秋田魁新報、JA全農あきた、細谷病院
監督:吉田謙
(一口メモ)
2017年度J3チャンピオン。だがスタジアムがJ2基準を満たしていないことが響き、J3で優勝したのにJ2に昇格できなかった。もどかしい状況はいつまで続くのか。
監督は間瀬秀一氏から吉田謙氏に交代。
(4)福島ユナイテッドFC
加盟:2014年
J2経験:なし
主なスポンサー:東邦銀行、福島民報
監督:松田岳夫
(一口メモ)
昨年は福島市のとうほう・みんなのスタジアムだけでなく、浜通りのJヴィレッジでも公式戦を開催。だが近年の成績は昇格圏内に届くわけでもなくぶっちぎりの下位に沈むわけでもないという、中途半端な立場。
(5)FC東京U-23
加盟:2016年(U-23チームの参戦)
主なスポンサー:東京ガス、三井物産
U-23監督:長澤徹
(一口メモ)
野澤大志ブランドン、バングーナガンデ佳史扶など現役高校生の選手が多いがゆえにJ3リーグ戦で苦戦しているという印象。今年も
トップチームで戦える若手選手の育成という役割に徹するのか?
シリーズ(その2)に続きます。