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2008年11月17日
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カテゴリ:徒然に...
私はワインが大好きです。そして日本酒も大好きです。たまにお客さんから「ほん
とはどっちが好きなの?」と聞かれる事がありますが、天秤にかけてもバランスが
崩れる事が無い程にどっちも好きなので素直に「どっちも好きです。」と答えるしか
ありません。

但しワインの場合、生産者のほとんどが外国なので全くと言っていいほど意志の
疎通は図れませんが、日本酒の蔵元はちょいと足を伸ばせば全て目と鼻の先に
あります。

今日は東京から来たというお客さんが「店長はよくブルゴーニュとかに買い付けに
行くんですか?」って当たり前のように聞かれました。出来る事ならそうしたいもんだ
と思っているし、生産者の代弁者として少しでもその気持ちを皆さんにお伝えしたい
と思ってはいます。


「いーえ、外国には一度も行った事がありません。」


なので正直言って辛い質問です。恥ずかしながら今の錦本店はそこまでは出来ま
せん。それが出来ないから、それを少しでもカバーしようと毎日のようにテイスティン
グをしている訳です。


大好きなブルゴーニュ地方に行って畑の土に触って見たいです。ブドウがどんな風
に成っているのかこの目で見てみたいです。その土地の人達がブドウを収穫しワイ
ンを醸している風景を見てみたいです。ブルゴーニュの料理がどんなものか食べて
みたいです。そしてその料理とともに、その土地の人達と一緒にワインを楽しみたい
もんです。そこに行ってやってみたい事は沢山あります。

でも今は出来ません。私が行く事よりもその礎を築く事に専念し、後は錦本店の次
の世代に夢を託します。ワインの生産者に会いに行きたい夢はありますが、それ以上
にもっともっと錦本店を良くして行きたいと思っているので、この悔しさと希望をバネに
前向きに頑張るのみです。

その点、日本酒は近くていいですね。

今日は埼玉県羽生市の南陽醸造の杜氏、渡邉さんから電話をいただきました。今年
のはじめ(だったかな?)あたりに試飲サンプル送っていただき、華々しい香りと柔らか
な口当たりに日本酒の明るい未来を見た思いをしました。

早速お取引を打診しましたが、その時はもう売るだけの酒が無いという事で話しは先
送りになっていたんです。それを気にかけてくれていた渡邉さんは、8月に錦本店に
来てくれました。

私も9月にお邪魔しようと思っていましたが、結局まだ行けないでいます。あの後何度
かメールのやりとりなんかをして、渡邉さんは快く錦本店とお付き合いしてくれる事に
なりました。その事をブログに書いてくれてますが、いよいよ12月に『花陽浴・はなあび』
が錦本店に入荷する事になりました。

こういったやり取りをしていて、去年の5月頃に一度も会った事が無い信濃鶴の岳志
さんとほとんど毎日のようにメールで会話していた事を思い出しました。商売上のお付
き合いをする上でも意志の疎通が大切ですからね。

造り手と売り手の心が一つにならないと長くは続かないんです。

信濃鶴を錦本店に初出荷する時に岳志さんは、「ツルを嫁に出すつもりで送ります。」
といった内容のメールをくれました。「そのつもりで大事にします。」と私も返しました。
その後いい関係でいられるのは説明の必要も無いでしょう。

そして今日、また素晴らしい仲間が出来たんです。なので岳志さんに習って、「嫁に
もらうつもりで大事にします。」と伝えました。一度こうと決めたらテコでも動かないタイプ
なので、生涯お付き合いさせていただきます。

人気ブログランキングに登録されている皆さんはある意味ライバルでもありますが、それ
以上に兄弟や家族または親戚のように思えてくるんですよ。酒のジャンルはビールだっ
たり焼酎だったり、私みたいに日本酒とかワインだったりとバラバラだし職業も様々のよう
ですが、要は酒を愛している人達の集団なんですね。

それに登録されている蔵元さんと、また新たにお付き合い出来る事になったのは嬉しい
限りです。さすがにその全ての蔵元さんとお付き合いいただくのは物理的にも無理な事
なので“一県一蔵元”が限界だと思っています。

ついでに偉そうな事を言わせてもらえば、事前にキキ酒して私自身が美味しいと思えない
蔵元さんとはどんなご縁があってもお付き合い出来ません。でも、これはたまたまなのか
必然なのか私の運が良かったのかよく分かりませんが、信濃鶴も酒屋八兵衛も目茶目茶
美味しいからお付き合いいただいてるんですよ。

ほんとに不思議なご縁ではありますが、志を同じくする者同士どこかでつながっている
って事なんでしょうかね。酔った勢いで書いてるので前後の脈略が無いと思いますが、
とても幸せな気分でいます。

やっぱり酒って、人を幸せにしてくれるんですね。

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Last updated  2008年11月18日 00時53分55秒
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