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カテゴリ:外来診療一般
さて私は2018年4月に第122回日本眼科学会総会(日眼:にちがん)に参加してきました。この春の日眼と秋の日本臨床眼科学会(臨眼:りんがん)は、我々眼科専門医にとっては一種のお祭りの様なものです。その理由なのですが、学会と言うのは年中たくさん開催されているものの、この2つは特に参加者が多く、それを反映して様々な楽しいイベントや宴が開催されたり、機械展示場が広くて多くの新しい検査・手術機械に実際に触れることが出来るからです。
今日の日記は、自分が「あっ、これめちゃ欲しい。」と思った、個人的な物欲がスパークしたものを備忘録的に残しておくものです。 まず一番いいと思ったのが、ドイツのカールツァイス社の最新型の眼底カメラのCLARUS 500。 このカメラは画角は133度しかないのですが、同時に複数枚の写真を撮ってそれを瞬時にコンピューターで繋げることによって非常に広い範囲の眼底を一度にバンとチェックすることが出来ます。当院では既に約3年前にこのカールツァイスの新型カメラのライバルとなる イギリスのオプトス社のオプトスデイトナ (画角は200度と非常に広くそこが大きな長所) というマシンを買ってしまっているので、ちょっと買い替えるという訳にはいかない(オプトスも凄く高額だったし、減価償却も全然終わっていない)のですが、このツァイスのマシンは写真の色調が美しくて自然なのがとても魅力的だな、と思いました。涎がタラタラと出ましたね。。。ちなみにブースにいらっしゃった社員の方によるとお値段は、「、、、ま、十分に1本は御用意頂かないと、、、」とのことでした。くー、欲しいけど結構イクなあ、、、 痺れますね。。。 後は、自分は日々の診療で日の丸国産メーカーであるタカギセイコー社の細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)を気に入っていて10年使い続けているのですが、その顕微鏡を設置しているスライディングテーブルに薄型でクールでカッコいい、更に可動域も広がっているというナイスな新型が出ていて、これもかなり欲しいなと思いました。 このように、 学会と言うのは「行くと欲しいものだらけである意味危険な場所」 でもあるのですね。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.06.04 19:39:09
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