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カテゴリ:株式市場
東京市場では、新日鉄が今年に入っての最高値を形成した模様である。
前回の5401、新日鉄の高値は昨年7月27日の964円、日経平均もその1週間前に最高値18300円をつけている。 株式市場は、軽い(資本金の少ない)ものから動き、次いで中規模のもの、そして最後に重い(資本金が大きい)ものが動くという習性がある。 資本金4195億円の巨大企業「新日鉄」は、いずれの局面でも最後に動き、そして一連の株式市場の丁半博打は終焉を迎えるのである。 というわけで、昨年の東京株式市場はその後1年間に渡り延々と下げ続け、今年3月21日の11691円まで実に7000円近い大暴落を演じている。 まあ、今回も同じパターンを踏むとは限らないがもしそうだとすれば、大暴楽の終着点は来年3月の日経平均7783円になる。 いくらなんでもそこまで行くことはないであろうというのは、我が政治経済研究所の楽観的な見通しである。 しかし、ある意味では、政治3流経済3流の日本の落ち着き先はその辺が妥当かも分からない。 また、くしくも、アメリカの株式市場もダブル・トップというチャート上の天井を形成し、ダウ227ドル安の12601ドル、ナスダック43ドル安の2448ドル、CME日経先物は13740円という大暴落で無事終了している。 いずれにせよ、東京株式市場が、今後どう動くかは、様々な指標を注視するしかないが、為替も一時102円台を伺う円高が進行しているため、本日の東京市場の暴落は避けられない見通しである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月22日 06時50分43秒
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