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カテゴリ:北海道日本ハムFighters
6/04日のゲームは、対広島カープ・5月の月間MVP投手ルイスとの投げ合い。
ところが、結果は序盤に3失点したダルが完投負けとなりました。 ここの所、なかなか勝ち星に結びついてないダル。 このゲームも狙い打たれた印象があって、まだ疲れが抜け切れてないのかなと思いましたが、実は絶好調だそうで、、、 で、敵将・ブラウンの策は「ダルの直球に的を絞った」と聞いて、色々考えてみましたら、一つ、ヒントになる戦いを思い出しました。」 それが、かつてのWBA世界フライ級チャンプ畑山隆則と、坂本博之とのタイトルマッチ。 坂本は名うてのハードパンチャーで、畑山不利と前評判の高かった試合でしたが、終わってみれば、見事5RKO. 試合後に勝因を聞かれた畑山が言ってたのが「坂本にはパンチがある。自分には無い。だから勝った」という不思議な論理。 その試合に挑むに当たって、畑山は「坂本は自慢のパンチをフルで当てに来るだろう。フルで来る以上、当然、ガードが甘くなる」と考え、徹底的にディフェンス(しかも“よける事”を中心に)の特訓を積みました。 果たしてデトロイトスタイルで、ガンガン前に出てくる坂本のハードパンチをかいくぐりながら、軽いながらも的確にヒットさせて、ダメージを与え続けていったチャンプ。 これと同じ事をブラウン監督はやったんですね。 ダルは、エースエースと呼ばれながらも、まだ23歳の青年。 一番自信のある直球を逃さず打つ事を意識させた事で、そこはさすがにプロ。 待ってる所に直球を投げ込めば、ちゃんと逆方向にでも打ち返します。 そうなると、ダルは余計ストレートで仕留めようとムキになる傾向があり、あとはブラウンの術中にはまっていきました。 むしろよく3点で抑えられた物だとおもいます。
ただ、今回はそんな形で負けてしまいましたが、ダルには変に交わして切り抜けるタイプのピッチャーには、なって欲しくないんだなぁ。 ダルの七色と呼ばれる多彩な変化球も、直球の威力を持っていればこそ。 例えそれで打ち込まれる事になったとしても、ダルなら敗戦から何かを見つけられると思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月28日 17時50分21秒
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