【いきものがかり】ま~た拾ってきて、、、
今日、干潮を狙ってかみさんが子供たちを連れて、岩場に“狩猟”に行って来ました。 というのも、そろそろホタテの入れ替え作業で“しまちゃん”ことシマダイが入ってくる季節。 昨年は、自分にそれほどきちんとした知識がなかったせいで秋には殺してしまったんですが、今じゃあいっぱしのアクアリストを気取ってますので、それなりにちゃんとできるかなと。 ついでに、お友達もそろえてあげようとばかりに勇んで行ったんですが、取ってきた物を見てビックリ! 磯蟹じゃないの、、、しかも10匹近くはゆうにいるし。 上がれる陸地を作ってあげなきゃならないし、なにより餌は魚そのものじゃないの、、、? かみさんに眉をひそめて問い詰めるも、娘たちは飼う気まんまん。 かみさんも「飽きるまでは何とか、、、」と哀願するもんで、仕方なく水槽(最初に使ってた45cm)を準備するも、陸を作るために砂を盛って、水変えは簡易型のフィルターだと砂を大量に吸い込みそうだし、、、何より、ネットでも何の知識も得られないのが辛い(どれもこれも、潮干狩り日記の延長で、最後は死んだ報告ばかりw) で、とりあえず砂を斜めに盛って、山頂部に石を積み上げて陸地にし、深い方は底が見えるほどにしてフィルターを設置完了。 水温は一応23~5℃(今の地元の水温)がベストかと思って、ヒーターはつけずに様子見。 その夜、、、部屋まで子供を連れてってから、1階に降りて来た所、カチャカチャと何やら金属を引っかくような不気味な音。 水槽に何か変な物入ってたかなと、音の出所を探ると、玄関の戸の下にでっかい蜘蛛!、、、いやよく見たら、磯蟹が数匹固まって息を潜めておりました。 って、いくら陸を作ったとは言っても水槽の淵まで10cm以上あり、さらに水槽のてっぺんから水槽を置いた靴箱を経て土間まで1mはゆうにあるって言うのに、、、しかも、逃げた奴らはどう考えても1匹2匹じゃないんだよね。 で、捕まえようと追いかけると、また頭のいい事にでかいのが右へ逃げると、小さい方は左へ逃げやがって、夜中にいい大人が玄関先で大立ち回りw で、めぼしい奴を何とか水槽へ戻し上に発泡スチロールの蓋をしてとりあえず、その夜は明かし次の日。 かみさんと子供たちが、函館市内へ出たので一念発起! 玄関の靴や自転車等を全て外に出し、下駄箱の下から何から探って行くと、いるわいるわ、、、下駄箱の下の隙間からこっちを見てるのが4~5匹いるじゃあ~~~りませんか。 両手に針金の棒を持ち、土間にはいつくばって悪戦苦闘すること1時間。 (その間、訪ねて来たお客さん2名w) 何とか全部のカニと、正月以外に掃除する事の無い玄関の隅のゴミ・埃等をかき出す事に成功しました。 で、次に問題になったのが、餌、、、 一応、カニを取ってきた時に、近くにいたおっさんが餌として磯の巻貝(もちろん生きてる)を数匹入れてくれましたが、一向に食べてるような気配も無く、またカニ自体の大きさがまちまちなので、全部の餌としては物理的に無理な部分が多々ありそう。 って事で、子供たちを連れてチカ釣り(目の前の漁港で)へと向かったんですが、最近は魚も贅沢になってるんですね。 自分らが子供の頃は、水中で光るタイプの針さえついてりゃそこそこ釣れたチカも、最近じゃ函館市内からのエセ太公望が撒き餌で魚を集めるもんで、針だけの仕掛けじゃ食いつきもしません。 まぁ、子供達は勝手に船に乗って遊んでるので、時間つぶしにはなったんですがね。 で、まるきり坊主ではカニも切なかろうと、ダメ元でシマダイの餌を与えてみた所、食べる食べる! その運動能力とともに、はさみ使いの器用さにビックリしつつも、これで餌の問題も解消いたしました。 それから誤解していた点として、カニ自体は陸地が無くても何の支障も無いみたいです。 逃げられた経験から、砂地は海水面に没するようにして、岩の先端だけが水から出るように配置してみたんですが、上がろうとする物すらいない状態。 人が通りかかる以外の時間帯は、水中に没してても十分生活できてるようですので、しばらくはこのままで様子見ですね。 まぁ、いずれしまちゃんと一緒に、60cm水槽の住民として引越しする事になるでしょう。 その時には、また記録をUPします。いずれ、こんな仲間も欲しいなぁ~w■ニッソー ステイングレー60cm8点セット (50Hz)■カクレ+ナンヨウハギ+イソギンチャク■シマキンチャクフグ■ナンヨウハギ SMサイズ