鬱病プログラマの不定期日記 (旧館)

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• ブログ引っ越しました．

  当ブログは下記に引っ越しました．http://ameblo.jp/noocyte/第一の理由は，SHINOBI.JP の忍者ツール (アクセス解析，カウンタ) が 標準で使えて便利そうだからです．これに対し，楽天ブログのアクセス記録はあまりにも貧弱！楽天会員以外のアクセスは，Remote Host 名が過剰に伏字にされていて，プロバイダ名さえ全く分からない．(-_-#)第二の理由は，このブログへの訪問者のブログを逆訪問してみると， アダルトサイトへ誘導するためのダミーだったり， 訪問者の名前自体がアダルトなものや下品なものだったりというのが 少なからずあって不快だからです． (これがいわゆる「スパムアクセス」かと思っていたのですが，違うようですね．(^^;))今まで訪問してくださった皆さん，ありがとうございました．今後はこちらをよろしくお願いいたします．m(_ _)m

  2006年09月16日

• SHINOBI.JPのアクセスログをCSVファイルに変換するツールを公開しました！

  SHINOBI.JP の無料アクセス解析サービスをご利用中の方は多いと思いますが，生ログ CSV ファイルのダウンロードは有料の「アクセス解析 for ビジネス」でしか できません．そこで，無料版アクセス解析の生ログ表示画面を保存した HTML ファイルを CSV ファイルに変換するツール「忍Log (しのびろぐ)」を開発し， 下記のサイトで公開しています．http://www5d.biglobe.ne.jp/~noocyte/SHINOBI.JP のアクセス解析をご利用中の方は， ぜひ 忍Log をご利用のうえ，ご意見・ご感想をお寄せください！

  2006年09月16日

• 乳酸菌飲料で長く続いた下痢が治った！

  … と書くと，うさんくさい健康食品の広告みたいになるので，具体的な商品名やメーカ名は出さない．お食事中の方，今は読まないでください．私は昔から下痢をしやすい体質 (過敏性腸症候群か？) で，その都度正露丸を飲んでしのいでいたのだが，２年ほど前から効かなくなってしまった．今年の下痢はちょっとひどい．８月は最初から何日も下痢が続き，会社も何度か休んだ．それ以後まともな便が出ないまま，約40日が過ぎた．そして昨日，近所のスーパーで買った乳酸菌飲料 (500ml) を飲んだのだが，今日は久しぶりに正常な便が出た！なんと，たった一晩で長く続いた下痢が治ったのである！実は今年の２月にも，今までに経験したことのないひどい下痢が５日間続き，会社を３日休んだ．その時にもたまたま買った乳酸菌飲料 (同じメーカの同じシリーズの製品)を飲んで良くなった．じゃあどうして今回もすぐそうしなかったのかと言われそうだが，同じ事が２度あるとは期待していなかったのだ．鬱病の治療に通っている病院で処方されたビオフェルミン (乳酸菌錠剤)を飲んでも効かなかったのに…．やはり「500ml」という量が効いたのだろうか？めったに牛乳も乳酸菌飲料も飲まない私の腸は，よほど乳酸菌が枯渇していたらしい．(^^;)これからは時々 (毎日とは言わない) 乳酸菌飲料を飲むようにしよう．

  2006年09月10日

• マスコミが使う変な日本語：「アナログ」と「デジタル」の本当の意味は？

  今日TVを見ていたら，最近の携帯音楽プレーヤの普及でネット音楽配信が伸びているというニュースの中で，「デジタル音楽」vs.「CD」と銘打って両者の売り上げを比較していた．はぁ？ 一体何それ？CDもデジタル音楽やないの！どうもマスコミの辞書には， デジタル ＝ 最先端，ハイテク．アナログ ＝ 昔のもの，ローテク． という誤った意味で単語登録されているらしく，最近この誤解を垂れ流す場面が目に付く．(-_-#)「デジタル」は，中国語では「数字(的，化)」という． 文字どおり，情報を (不連続な) 数字に変換して表現するという意味である． digit の語源をたどると次のようになる．指 → 指折り数える → 数字 (の桁)音は空気の圧力の時間変化である．つまりデジタル音楽は， 瞬間瞬間の空気の圧力の大きさを測り，数字にして記録したものだ． ネット配信の音楽もCDも同じである．これに対し「アナログ」は，情報を (連続的な) 物理量(長さ，重さ，明るさ，電圧，時間など) として扱うものだ．アナログレコードは，空気の圧力を別の物理量 (レコードの溝の横方向のずれの長さ) に変換して記録している．マスコミの言うことを真に受けて「デジタル」＝「最先端」と思い込んでいる人に，ソロバンは元祖デジタル計算器だ！と教えてあげても，きっと「え～何バカなこと言ってんの？」 と言われるだけなんだろうな．(-_-#) (私にもTVで覚えた「誤った日本語」がいくつかあります．(^^;))上のデジタルの説明からすると，ソロバンに「数字」は 書いてないじゃないかと言われそうだが， 珠の上下によって数字を表しているのである． しかも珠は上がっているか下がっているかのどちらかであり， その中間は許されない (つまり不連続)．マスコミが使う変な日本語はまだまだあります．また機会をみて書きます．参考Wikipedia の「デジタル」の項目 Wikipedia の「アナログ」の項目

  2006年09月09日

• Googleデビュー！ (その２)

  今日ようやく，ホームページが Google の検索結果に出るようになった．8/27 に開設した直後 Google に登録して以来12日目にしてようやく…．(T_T)でもなぜか，キャッシュは見えないし，最初からあったはずのキーワードで検索しても出てこないことがある．(?_?)追記：キャッシュが見えるようになったので確認したら，最初からあったと思っていたキーワードは入っていなかった．(^^;

  2006年09月07日

• インド人は数学が得意？

  最近，IT分野でインドが台頭してきているという話題がテレビでも時々取り上げられる．そのとき使われるのが，「０を発見したインド人は数学が得意」という決まり文句だ．さらにたたみかけるように，「日本人は九九を覚えるが，インド人は２桁の掛け算を暗唱する」と続く． そして「インド人IT技術者は数学が得意」と結論づける． ちょっと待ったぁぁぁ!!いや，「インド人全員が数学が得意なのか？」という揚げ足取りのツッコミをするつもりはないし，０の発見を軽視してインド人を貶める意図も全くない．０の発見は確かに数学上の重大な進歩だと思う．しかし，数学に大きな貢献をしたのはインド人だけなのか？幾何学を体系化した古代ギリシャは？ 代数を発明し，「アルジェブラ (代数)」や「アルゴリズム」 という言葉にその名残をとどめるアラブは？ 近世から現代に至る数学の大発展の立役者はヨーロッパではないか！大変申し訳ないが，インド人の数学者で名前が思い浮かぶのは， 奇才ラマヌジャンぐらいしかいないなぁ．今，Wikipedia の ラマヌジャンの項目を調べようとして，インドの数学者という項目を 見つけた．ラマヌジャン以外には１人しか記載されていない． ブラーマグプタ？ 聞いたことがないなぁ．英語版 Wikipedia の Indian mathematicians の項目には多数のインド人数学者が リストアップされている．物理学のボース＝アインシュタイン統計で 有名なボースや，天体物理学者のチャンドラセカールも載っている． 数学者とはちょっと違うけど．結局，マスコミがことさら０の発見ばかりを取り上げるのは，次の理由によるのだと思う． 数学の苦手な人でも，０の発見の重要性は理解できる． マスコミ自身が数学および数学史に全く無知で， ０の発見以外の数学的進歩の内容を知らない．(つまり一般の数学の苦手な人と同レベル．)次に，２桁の掛け算について．ソロバンの達人は暗算も得意だそうだ． 頭の中にソロバンを思い浮かべて暗算するのだという． ２桁の九九を暗唱できるから数学が得意というのなら， ソロバンの達人は皆，大数学者になっているはずだ．「計算が得意」なのと「数学が得意」なのは同じではない．数の表現方法や計算方法を考える(位取り記数法や筆算方法の発明など)のは数学的能力だが，それらの方法を使って正確かつ能率良く計算を遂行する能力は全く別．IT技術者の場合，自分で計算するわけではなく，コンピュータに計算させる方法を考えるわけだから，計算 (掛け算) 能力ではなく数学的能力が重要だ．もっとも，大数学者ガウスは数学も計算も両方得意で，大量の計算結果から数学的発見をしたそうだし，フォンノイマンは８桁の暗算ができたそうだ．この日記を書いている最中に気がついたことがある．数としての０の発見はさておき，数字としての０と位取り記数法は対になっている． これを用いると，どんなに大きな数の計算も １桁同士の計算に分解して行うことができるので， ２桁以上の計算を暗記しておく必要などなくなるのだ． つまり気付いたこととは， 位取り記数法と０を発明した当のインド人が２桁の掛け算を覚えようとするのは，矛盾しているようでちょっと面白い， ということである．  余談：掛け算に関連して，10年以上昔，テレビで聞いた話を思い出した． 平安京 (平城京だったかも) を碁盤の目のような等間隔に区切るのに， 当時中国から伝来したばかりの「最先端数学」である乗除算を活用したらしい． (確認しようと思って検索したが，それらしい話題は見つからなかった．)

  2006年09月04日

• ホームページ開設！

  今更ですがホームページ開設しました．http://www5d.biglobe.ne.jp/~noocyte/たった３ページ (＋ダウンロードファイル) での公開です．おもにプログラミングの話題を書いていく予定です．自作フリーソフトもぼちぼち公開していきます．

  2006年08月27日

• 今日の悪食：６年前のインスタントラーメンと胡椒

  帰省する前に色々と用事を片付けていたら，乗る予定だった新幹線に 遅れてしまい，実家に帰り着いたのは２時間遅れの午後８時過ぎだった． この辺では，近所のスーパーも午後６時には閉まってしまうので， 食べ物を買う場所がない．実家にあったのは，前々回 (６年前) 帰省した時に 買っておいたインスタントラーメン． 銘柄は，今でもよく食べるハウスの「うまかっちゃん」である． 賞味期限は2000年７月５日！袋を開けると，食べ物ではない臭いがする…．orz適当な言葉が思い浮かばないが，(非食用) 油のようなというか，久しぶりに入った物置のような臭いだ．ちょっと怖いけど，作って食べてみよう．麺を食べてみる … 上記の臭いがする．(>_<) スープをすすってみる … なぜか同じ臭いがする．(x_x) ええい，胡椒をたくさんかけてごまかしてしまえ！ あれっ，瓶を振っても出ない？ 中で固まっている． これも賞味期限は2002年11月２日！何とか固まりを崩してラーメンにたくさんかけて食べてみる …あれっ，味も香りも変わっていない!? 胡椒の瓶のフタを開けて匂いを嗅いでみると，かすかに胡椒の香りがするだけだった．数年のうちにほとんど香りが抜けてしまったようだ．食べるのをあきらめて捨てると，生ゴミの後始末が必要になるし，他に食べる物もないので我慢して食べる！ 明日の用事に支障を来さないといいが…．やっぱり正露丸持って帰るべきだったか．… 麺は何とか食べたが，さすがにスープまで飲む気にはならなかった．orz次に帰省するのは何年後だろう．悪食ネタは，あと何件か手持ちがあるので，シリーズ化するつもりです．(苦笑)追記：ゲップも同じ臭いがします． 

  2006年07月15日

• 帰省中の通信事情

  用事ができたので，約５年ぶりに，空き家同然になっている実家に帰省している． ケータイ (通話さえできればよいので安いプリケー！) を買ってから初めての 帰省なので，通じるかどうか不安だったが，問題なく使えたので一安心． しかし WILLCOM の PHS データ通信カードは，やはり全然使えなかった．orz 事前に帰省先付近のサービスエリアを調べていたので，予想はしていた． ここから列車で30分のＳ市では通じるはずなんだがなあ． (それでも高速の通信はサポートされていないだろうけど．) 久しぶりにアナログモデムでダイヤルアップ接続だ…．

  2006年07月15日

• ナンバー・リクエストなのに非通知着信？

  うちの固定電話ではナンバー・リクエストを使っていて，非通知の着信は拒否するようにしているのだが，それにもかかわらず，表示圏外(Ｏ)の着信があったので少々驚いた．NTT の技術参考資料によると，Ｏ：「発信電話番号が通知されない詳細理由を通知できない」ことを伝える．    (サービス提供不可のため通知不可)    (例) 発信電話番号が通知されない詳細理由が提供されない網との接続が生じた場合．とあるが，具体的にどんな電話からかかってきたのかさっぱりわからない．それを知りたかったので電話に出たところ，悪名高いマンション販売会社のマンション押し売りだった．こちらの名前も知らずにかけてきたので，「電話番号の下４桁を１から順番にかけている」という話は本当らしい．非通知の件について質問すると，営業部隊は発信専用電話からかけているとのこと．結論：表示圏外(Ｏ)の着信にも出る必要なし．(それだけかい！)それにしても，どーしてこれをナンバー・リクエストが拒否しないのだ？

  2006年07月13日

• UNIX 系コマンド pwd のジョーク版

  (1) csh 用     alias pwd echo . (2) Ｃ言語     #include <stdio.h>     int main(void)     {       printf(".\n");       return 0;     } User：ここはどこ？ pwd：そこ！

  2006年06月27日

• Googleデビュー！

  今日午前１時すぎ，Google で以下のように検索すると， このブログが最初に表示されるようになったことを確認した． ・“noocyte”＋日本語のページを検索   (昨日まではトラックバック先しか出なかった．) ・“鬱病プログラマの不定期日記”＋検索 ・“鬱病プログラマ”＋検索＋再検索 キャッシュされている内容は，6/9 11:33:43 (JST) のもの． CGI カウンタの値は，なぜか“000000”となっている． Google に見つかってから検索可能となるまで，約２日半かかったわけか． Google はその間何をやっていたんだろう？ おそらく，多数のWebページを収集して，ある程度たまった時点で それらをまとめて解析・キーワード抽出し，検索用インデックスを 更新するのだろう．Webページへの訪問から検索可能になるまで， 最大で インデックスを更新する時間間隔 ＋ １回の更新に要する時間 を要する．インデックスは膨大だから更新にも相当時間がかかるだろう．

  2006年06月12日

• シンドラー物件のリスト

  シンドラー社は「シンドラー物件のリスト」の提出まで拒否している． それぐらい出しても不利になることはなく，逆に拒否することで 不信感を増すだけだと思うのだが．極度に保身に走るあまり， 自社に有利か不利かの判断さえできなくなっているのだろうか．…と思っていたら，ようやく国交省にリストを提出したそうだ．

  2006年06月09日

• シンドラーの不具合リスト（エレベータの欠陥原因を探る） #1

  シンドラー社の態度には怒りがこみ上げてくる．このブログに責任論を 書いて同社を非難すれば少しは怒りが収まるかもしれない（あるいは 逆に，ますます怒りが増大するかもしれない）が，そういうことは他の 人が山盛りやっているから，ここでは別のことを書くことにする．一技術者として，多発している同社のエレベータの不具合原因を報道 内容から探ってみたい．とは言っても（既に書いたとおり）私はエレベー タの専門家ではないので，エレベータ固有の技術はあまり知らない． あくまでもプログラマ（そして元電子技術者）の視点から，一種のメカト ロニクス機器の不具合について考察するというスタンスである．報道されているシンドラー社エレベータの不具合内容をリストにしてみた．(1) ドア全開のまま，突然カゴが上昇して今回の死亡事故が発生．     救出後，作業員が電源を切ったにもかかわらず，最上階を越えて     天井寸前まで急上昇． (2) １階から乗ろうとしたら突然ドアが閉まって１階から５階に急上昇し，     その後地下１階まで落下した．     → 原因はビスが抜けて重りが外れたとのこと． (3) １階から上昇，４階を通り越しエレベータ室内の天井に衝突．     → 原因はエレベータの速度を制御する着床装置（上昇用スイッチ）     の誤動作で，高速運転から減速する切り替えに遅れが生じたとのこと． (4) 止まるはずのない階に止まる．(そして落下したこともある．) (5) 止まるべき階を通過する． (6) ドアが開かず閉じこめられる (業界用語で「缶詰め」)． (7) 閉じこめられたまま，１階と６階の間を何度も往復． (8) 外側のドアは閉まったが，内側のドアは開いたまま動き出した． (9) ドアが開いたまま動かなくなる． (10) 床に段差ができる． (11) 20階の建物なのに「23階」と表示される． (12) 地震後に不具合が多発． (13) 運転中に振動・異音がする． (14) ドアが斜めになる． 以上の各々のケースについて，原因を推測してみる． ●(1) のケース     救出前と救出後に分けて書いているが，これは犠牲者が挟まれて     カゴの上昇が妨げられたためで，人がいなかったら（あるいは挟     まれていなかったら）次のようになっていたはずである．         ドアが開いたまま突然カゴが急上昇し，最上階を越えて天井         寸前まで達した．     電源（制御装置とモーター両方の電源と解釈する）を切っても     上昇したとあるから，原因は制御装置でもモーターでもなく，     ブレーキが利かなくなった結果上昇したと考えられる (空のカゴ     よりもカウンターウエイト（カゴと釣り合わせるための重り）の     方が重いため)．     「エレベータはドアが閉まらなければ動き出さないように制御     されているのであり得ない事故だ」といった業者のコメントも     あったそうだが，最終的にカゴを止めるのはブレーキなので，     それが利かなくなれば制御装置や安全装置がどんなに頑張って     止めようとしても動き出してしまう．     (6/9 追記：カゴを吊っているワイヤが切れた場合にカゴを止      めるための落下防止装置もついているそうだが，今回はワイ      ヤが切れたわけではなく，また落下ではなく急上昇なので働      かない．)     ではなぜドアが閉まらなかったのか？ それは，制御装置からの     指令でカゴが動き出したわけではないからである．制御装置が     カゴを動かす場合，制御装置はそれに先だってドアを閉める     指令を出す．そしてドアが完全に閉まったことを確認した後，     カゴを動かす指令を出すはずである．しかしこのケースでは，     制御装置はカゴを動かそうとはしていないにもかかわらず，     上記の理由で動き出してしまった．そして制御装置はその事実     に気がついていないので何の指令も出さない．もし気がついた     としても，ドアを閉めようとするのではなく，ブレーキをかけ     てカゴを止めようとするだろう．しかしブレーキは利かなく     なっている…．     結論：この事故は，ブレーキが利かなくなったために発生した．     (この事故に関する限り) 制御装置や安全装置に異常があった     と考える理由はない．それらが正常に働いていても，それらの     「手が届かなくなってしまった（つまりブレーキ故障のために     制御できなくなってしまった）所」，「気付かない所」で起き     たものと言える． その他のケースについては，後で追記します．今日はもう寝ます．

  2006年06月08日

• シンドラー社の欠陥エレベータ

  私は以前，エレベータも作っている某電機メーカで研究開発を行っていた．エレベータそのものの開発にかかわったことはないが，エレベータ関連の仕事をしたことはある．しかしそれはシンドラーが日本に参入する前だったので，シンドラーという社名は今回の事故の報道で初めて知った．世界シェア第２位と聞いてまたまたびっくりである．シンドラーの日本でのシェアはわずか１％で，「シンドラー物件」として報道されるのは公的機関の建物ばかり．入札で決めたそうだが，お役所は最安値を提示したメーカを機械的に選ぶだけで，技術力・品質・実績などは考慮しないのだろうか？ その結果，「安物買いの銭失い」どころか，「安物買いの人命失い」になってしまった．メーカーだけでなく，保守会社の選定も年度ごとの入札で決めているそうだ．技術的な原因究明は，シンドラー社自身ではなく，技術力のある他社の技術者が参加して行うべきだ．まともに動作するエレベータを作る技術力のない会社が，自分で欠陥の原因究明などできるはずがない．仮に欠陥を見つけられたとしても，同社の事故後の対応（全く情報を公開しない，自分の責任を認めない）からして，隠蔽する可能性が極めて高い．いずれにせよ，「欠陥は見つからなかった」とか言って，保守会社に責任転嫁することは誰でも予想がつく．

  2006年06月08日

• 初ブログ

  鬱病治療中のプログラマです．プログラマ歴は長いのですが，ブログを書くのは初めてです．文章を書くのは苦手な方なので，あまり頻繁には更新できないと思いますが，ジャンルを定めず気が向いた時に関心のあることを書いていくつもりです．

  2006年06月07日

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