いや~、なんかね、
ムスメの洋服の胸辺りが点々と
シミになっていたので、
変だなぁと思ってたんですよ。(^-^;)
朝ごはんでなんかこぼしたっけ?
なぁんてマヌケなことを考えていた。
掃除でもしようかと、ふと立ち上がって、
食卓の下を見たら。
がーーーん。
なにやら黒っぽい液体が一面に…。
なんじゃあ、こりゃあ!!!
ニオイを嗅いで見ると、醤油だった。
しかも、タチの悪いことに、
溜まり醤油の濃い~~~ヤツ。
(T_T)
またヤラれた…。
しかたがないので、黙って拭いていたら。
ムスメがやってきて、椅子の上に
頭をのせ、こちらを見ている。
お、なんかちょっと神妙。(笑)
で。
「ごめしゃい」と言った。
ココ数日、ムスメのイタズラがヒドイので、
イライラしていたんだけど、
このひとことで、ふと気づいた。
まったく悪いと思ってないワケじゃないのね。
自分でも怒られるようなことをしているのは、
ちゃんと理解している、というワケだ。
目からウロコですわ。
悪気がないからヘラヘラしてるのかと
思ってたのだけど、そうでもないらしい。
それとも、ここ数日のハハの剣幕に
なにか気づいた、というところかな。(^-^;)
激怒しなくても、わかってるのか…。
ムスメのこのひとことで、
ふっと何かが下りた気がした。
じつはね、情けない話なんだけど、
あれだけ続けざまにイタズラをされて、
正直、自分の感情を抑える自信が失せていた。
もうこれからはカワイイばかりじゃない、と
想像以上の重圧が落ちてきたような気分になって、
けっこうヘコんでたりしたのだった。
ま、こんなこともあるか、と
思えるようになったとたん、
ムスメが自分で絵本を片付けられるようになった。
妙にくっついてきて、こっちの顔を覗き込んでは、
「だいじょうぶ?」とか言ったり、
蚊に食われたところを掻いていると、
「かゆい?」とか訊いてきたりする。
気がつけば、言葉の数もめちゃくちゃ増えて、
宇宙語が格段に減り、会話も普通に
やり取りができるようになってきた。
ひとつひとつ成長があって、
好奇心も増えて、気分の一進一退があって、
気が乗らなければ「いやいやぁ~!」と
地団駄を踏んだり、ものも投げたりする。
なにかのニオイをかいでは、
「においする!」と言う。
セミをつかまえて見せてあげたら、
「きゃぁあ~~~!!!」と言って、
しがみついてきたり。
あせもを引っ掻きすぎて、
いたいいたい、と泣いたり。
本当にいそがしい。
でも、確実にできることが増えて、
理解することが増えて、
そのぶん、こっちの思惑以上のことを
してくれるのも増えるわけで。(^-^;)
いよいよ、もっと心の広いハハにならなきゃ
いけないんですが、ついついそれを
ダンナさんに投げつけて、
ケンカのバトルを繰り広げている
今日この頃だったりするんですな…。
まだまだ、修行がたりませんな。(⌒・⌒)ゞ
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