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カテゴリ:陸上任務
最近の学校は、大運動会を春に行う所が多い。何やら、その方が秋口から勉強に集中できるのだそうだ。まぁ、人並みな賢き方々の御子息には、合っているスケジュールなんだろうけど、人並み外れたチンピラ親父の血を引く、我家のガキ共には猫に小判である。どんな手を使っても、勉強の二文字とは縁遠い連中なのだ。(苦笑) さて、そんな奴等も小生意気な事に、この春より、小、中、高と、それぞれ通う学校がバラけてきた。今回は、その中でも一番チビの小5が運動会なのである。典型的な今時のゲームに夢中なヘナチョコ5年生、つい先日も、あまりに没頭していたので、当分の間、ゲーム一式をチンピラ親父に没収されたのだった。こんな状況下で、チンピラ親父は、徐に聞いてみる。 親父「よぉよぉ。練習でさぁ、徒競争は何番だったぁ?」 チビ「ん~。6人で走ってねぇ。1回目は2番、2回目は3番だったよぉ。」 親父「なぁ~んだぁ!1番は取れないのかぁ?」 チビ「ん~。ちょっと難しいかなぁ…。」 親父「ぢゃ~よぉ!1番になったら、ゲームを返してやるし、新しくソフトも1コ買ってやるぜぃ!」 チビ「えっ?!ほんとぉ?!ん~。でも、無理かなぁ…。2位でもイイ?」 親父「駄目!2位はゲームを返すだけ。」 チビ「じゃ~。3位はぁ?」 親父「何も無し!」 チビ「…。…。…。」 結果、なんと!まさかの1位。「最後に、もう駄目かと思ったんだけど、諦めずに走ったら、1位になってたぁ!」と、一人前のコメントをぬかしおった。『その気迫を、少しは勉強に向けろや!』と思いつつ、ゲーム屋へ向った。とんだ臨時出費である。(苦笑:再び) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.29 21:26:54
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