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Aug 8, 2010
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カテゴリ:ラグビー
 僕がこの試合を見て感じたのは

・オーストラリアの1st phaseがゲインを切れていない
・ニュージーランドはアンストラクチャ(セットプレーからではない状況)からのアタックを得意とするが、どのような状況でターンオーバーが起こっているのだろう?

ということです。

 一つ目から見ていくと、オーストラリアのPhaseを重ねていくラグビーはその一番の起点となる1st phaseに勝つことが重要です。この試合のセットプレーからの両チームのアタックの内訳は以下の通り。

【ニュージーランド】
 ラインアウト10(ゲイン4、ゲインできず2)
 スクラム9(ゲイン4、ゲインできず2)
【オーストラリア】
 ラインアウト13(ゲイン4、ゲインできず5)
 スクラム6(ゲイン0、ゲインできず5)
※ミスや、フリーキックなどがあるため、合計数と内訳の合計は同数ではない

 特筆すべきはオーストラリアのスクラムからのアタックでしょう。
 ゲインラインに1回も到達していない。これはスクラムでプレッシャーをかけられたことが大きな要因ですが、それであればパスの距離を短くして、もっとゲインラインを奪いに行くべきだったのでは。ゲインを切れないアタックほど、フォワードがきつい展開はありません!

 ラインアウトからのアタックでは、キャッチャーからのハーフへのパスアウトをよりオープン側にするなど、オーストラリアがお家芸としてきた細かなスキルが徹底されれば、もっと楽にボールをゲインラインまで運ぶことができるかな思います。

 ゲインラインの攻防の話がよく出てきますが、それだけ今のニュージーランドのアタックの上がりが速くなっているということです。

548.jpg
 (ランニングの〆はこの坂。登り切ると、どうしても歩いちゃいます)

 さて、もうひとつ注目したターンオーバー。
 単純な数を見比べてみると
ニュージーランド 10(前半2、後半8)
オーストラリア 5(前半2、後半3)

 特にオーストラリは後半8個のターンオーバーを喫しましたが、そのうちの5つは
・タッチラインからの折り返しのアタック
・キックカウンター

 くしくも両者のキーワードは「孤立」でした。
 もともとタッチラインからのアタックは攻める方向が一方向しかなく難しいシチュエーション。パスの距離が長く、相手に前に出られてしまったのと、各プレーヤーの距離が遠くなってしまったことで、より難しいシチュエーションになってしまっていました。

 2段アタックを用意するか、近場に当ててショートサイドに振り戻す、というのも効果的だったかもしれません。キックカウンターは、単純にサポートの選手が相手より速く到達すること。これが全てではないでしょうか。

 僕であれば、この二つを修正するかな・・・な~んて生意気なことを考えながら楽しんでいました!まずは試合を生で思いっきり楽しんで、あとで録画を見て数字を取りながらマニアックに楽しむ。
 「一粒で二度おいしい」テレビ観戦法です!!





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Last updated  Aug 8, 2010 09:50:10 AM
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