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カテゴリ:トップリーグ2010-2011
トップリーグ第3節、NTTコミュニケーションズ対クボタの一戦は26-14、NTTが昇格後初勝利を収めました!!NTTはキックマネジメントで相手を自陣に釘付けにできる力があります。ほとんど相手のキックをバウンドさせることがないくらい。また、ロングキッカーが揃い、ラインアウトのディフェンスもいい。これで、じわじわとゴールラインに迫られる展開は、クボタとしては相当苦しかったはず。
![]() (スクラムを確認するクボタフォワード) ![]() (今日も秩父宮バックスタンドは大盛況!特にNTTファンは元気がありました) ジェラードは今日も抜群でした。 世界レベルでも、スーパー14とナショナルチームでは、またグレードに差がありますね。彼のプレーを見に行くだけでも、スタジアムに足を運ぶ価値があります。ボールを持った時の突破力もそうですが、FBとしての危機管理能力は世界のトップレベルでしょう。「ジェラードのポジショニング=正解」と思って見ていました(笑)。 ただし、キックマネジメントが良かったチームが後半戦に苦労するのも、トップリーグの歴史です。更に涼しくなり、各チーム組織がしっかりしてくると、フロントラインの圧力がなければ、相手の人数を減らせません。ブレイクダウンを重ねるごとにボールのクオリティを上げていける力強さが必要です。その辺りが、今後の課題になるのではないでしょうか。 ![]() クボタは・・苦しい試合が続いています。ポゼッションでいうと、ほとんどの時間をNTTに支配されていたと思います。自分達がやりたいラグビーと、強みが一致していない印象を受けます。ただ、伝統の「粘りのディフェンス」は健在。この日奪われたトライはジェラードの個人技を除けば、一人で飛び出した選手のギャップを突かれたもの。修復は容易でしょう。 おそらくですが、クボタはアタックで判断しなければならないことが多過ぎる。ゆえに、ボールをもらってから相手を見て仕掛けています。これだけアタックがうまくいっていないのであれば、やることをシンプルに絞って、全員が100の力を当てていく。そうすることで、新たなスペースを得られるのではないでしょうか。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 17, 2010 10:27:40 PM
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