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カテゴリ:ラグビー
朝から志木高へ。
慶応高校は予選決勝まで芝のグラウンドでのプレーはありません。日頃人工芝でプレーしている彼らは、土のグラウンドになるとツルツル・・・。足の裏で地面を掴む(グラッブする)感覚が弱くなっているのかもしれません。 土のグラウンドでは、頭が下がったり、つま先だけを使ったレッグドライブなどは通用しません。踏み込み足など、より、高いレベルの基本プレーが求められます。ということで、今週も慶応志木高校さんのグラウンドをお借りして練習しました。 練習の1時間以上前から雨で水溜りのできたグラウンドを志木高の選手達が整備してくれていました。本当に感謝です。 先日は雨の練習の中、高校生のモチベーションを高めることができませんでした。今日はメニューの持って生き方も、その辺りを意識しながら組み立てました。激しいコンタクトは時間制。与えられた時間の中で、試合で自信を持って使えるレベルまで高めてほしいと言いました。 高校生の試合はトーナメント。全試合が負けたら終わりの一発勝負なのです。ですから、中途半端な技術は使えないはず。精度が上がらなければ、自信を持っているところに戦術が偏り、結果、狭いゲームメイクになってしまうはずです。ここからの1カ月、とことん精度にこだわっていきたいと思います。 練習後半は、志木高を交えてのアタック&ディフェンス。 昨年は地域ごとの攻め方・守り方を意識させましたが、今年は「ブツ切り」。地域というよりも、相手の陣形と自分達の強みを組み合わせて前進することを意識しています。エリアでどういったプレーを選択するか、はもちろんチームとしてコンセンサスを得ておきたいところですが、やっぱり高校生は自信ですから。彼らが自信を持って繰り出せる技をいくつ持たせてあげられるか、を今年は大切にしています。 ゲームのキモになるであろう部分をさらいながら、エアポケットになりそうなシーンも練習しました。今のところ、5つくらいは落とし穴になってしまう箇所があると思います。それはこの一カ月で修正していきます。高校生は不測の事態に弱いですから、驚くほど。 ドロップアウトやシンビンのコントロールなど、普段練習していなかった部分も練習できました。シンビンなどは、こちらも焦りますね(笑)。まあ~、一人いないだけでぐらつくものです。7人で組むスクラムはパニックになっていました。何事も経験です。 全体的には集中したいい練習ができたかと思います。水曜のお灸が効いたのか、まったく別の要素で彼らのモチベーションが高まったのかは分かりませんが(笑)、とにかく、まあまあ有意義な一日でした。 ![]() 午後の東京は台風一過。秋晴れで、いよいよラグビーシーズンの到来を感じさせる天気となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 25, 2010 09:13:02 PM
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