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本「
卒サラの教科書」の「卒サラ」は「サラリーマンでいるうちに、辞めたあとの収入源の確保まで含め、万全な体制でなにひとつ不安なく会社を辞める」という意味。
終身雇用制度が完全に崩壊し、大手企業も副業を薦めるようになって、会社員であれば安心という「サラリーマン神話」が崩壊した現在、どのような人生設計をすべきかについてのアドバイスが書かれています。
必要なのは「資産形成」、その資産とは「お金を生み出してくれるものや仕組み」。著者のお薦めは(この手の本の他の著者同様)やっぱり不動産投資。その理由についても述べられていますが、今後もまだまだ安泰なエリアなのでしょうか。。?
資産形成といわれても、多くの人は戸惑うと思います。なぜなら「日本人はお金についての基本的な知識を学ぶ機会がない」からです。自主的に本やネットで学ぶことはできますが、「学校では教わりません」。
資産を作れる副業(複業)としての投資系と作業系のものが薦められ、労働収入を増やすことは「単に今の収入を増やす」だけなので、この本の目的としては薦められていません。
全般的な印象としては、スタンダードな内容だったと思います。こういうことを考えるのが初めての方にお薦めの1冊です。
ご興味のある方は、一度手にとって読んでみてくださいね。