平成22年夏の決勝の舞台に立った投手の人生の対比
皆さまこんにちは。もうすでにご存知の方も多いでしょうが、平成22年夏の甲子園で準優勝だった元東海大相模の一二三慎太が沖縄で犯罪を犯し逮捕されました。センバツ後にイップスにかかり、横手投げに変更しながらも自らのバットでの活躍もあり、何とか決勝まで勝ち上がりましたが、最後は島袋洋奨(中央大→ソフトバンク)擁する興南にメッタ打ちにあい、結局1対13で敗退します。それでも準優勝して、日本代表にも選ばれ、ドラフト2位で阪神に入るのですから大した選手だと思いました。プロ入り後は右肩痛のため2年目で野手転向。もう少しで一軍に上がるのかなあと思った矢先に育成契約になり、そして戦力外通告を受け退団。その後は独立リーグの練習生として再起を図っていました。その中で沖縄での自主トレの合間に後輩と起こした事件です。彼の活躍を知っている者としては非常に悲しい結末です。一方優勝した島袋も中央大に入った後はケガで苦しみ、ドラフトで何とか指名されたものの、目立った活躍はありませんでした。そして彼も戦力外通告を受けましたが、ソフトバンクから改めて育成契約を受け、再起を図っています。このようにあの夏マウンドに立った2人の投手の運命がこうも変わるとは。一人は犯罪を犯し、もう一人は再起を図る。こうしてみるとやはり人間野球だけではダメで、その後の人生をどう大事に生きるかということを考えさせられた今回の事件でした。そして一二三が犯罪を犯した場所がこれまた自身が敗れた興南がある沖縄というのもこれまた何かの皮肉でしょうか?【送料無料】 逆境を生き抜く力 / 我喜屋優 【本】価格:1512円(税込、送料無料) (2017/11/26時点)よければクリック願います。