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2010年08月01日
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カテゴリ:映画
財津一郎が老人役、というだけでも感慨深い。

はじめ、ハンセン病というクレジットがあり、
ハンセン病、いまはなくなっているかのような、だが、じつは隠蔽されているだけではないか、
ということどもを、こうしたかたちで知らせる意味もあるだろう。
ハンセン病と差別といえば『砂の器』なのだが、それは1974年だから、すでに36年ほども前になる。

部室でトランペットを吹く主人公(青島大翔/鈴木亮平演じる)がいて、
そこに、はじめは脚ばかり映しているガールフレンドがあらわれる、
ここをみれば、もう、大枠のストーリーはわかってしまう。
とはいえ、それがわるいわけではない。
一般的にはこうしたわかりやすさは必要なのだろう。

海や川、水のある風景がいい。

市川準『会社物語』を想起させないでもない。
あちらはクレージーキャッツの面々がいて、
こちらは、そのメンバーは犬塚弘しかいないけれど、
藤村俊二がいるのだから。
1960年代から70年代のお笑い、ギャグにとっては、懐かしい面々。
財津一郎が「キビシー!」と言わずに、ちょっと頑固な老人を演じるのも
どこかさびしく感ぜずにはいられない。

渡辺貞夫がジャズ・クラブ「SONE」のオーナー役。
これは神戸に実在する店だという。
指がまるであっていないのはご愛嬌。
でも、ナベサダがそこにいて、笑顔をみせ、楽器をかまえれば、
それだけで、すくなくともわたし個人としては、かなり満足だ。
ダンディな着こなしもいい。

テーマ曲は、どことなく、
マイルスが出演していた『ディンゴ』のテーマ(あれは、ルグランの書き下ろしだった)を
おもいおこさせる。
音楽の担当は、中村幸代。

そうそう、スピーカが何カ所かにでてくるのだが、
富士通テンの製品、eclipseのスピーカなのが、卵形のおかげですぐわかる。
自分でもつかっているせいだけれども。

ハヨンという韓国からきた看護士を配することで、
ハンセン病の差別について、この列島だけではない事実が、わずかなりとも、浮かびあがる。
ハヨンを演じるのはMINJI、彼女は昔「ユリッぺ」と二役。
MINJIはエンディング・テーマ《SO FARAWAY》をうたってもいる。

古手川祐子は、かつてがファンであっただけに、ちょっとがっかり。
かなり太っていないか?

「COOL JAZZ QUINTETTE」のメンバー、
犬塚弘、藤村俊二、佐川満男、三人三様でどれもいい。
Quintetではなく、わざと、フランス語風のQuintetteのスペル。

監督は塩屋俊。





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Last updated  2010年08月01日 19時39分10秒
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