敬天愛人

村山富市(村山富市・83) 前日本総理は “昔の日本軍による慰安婦強制動員は間違いない事であり, 日本政府はここに明らかな道徳的責任がある”と言って安倍晋三政権の慰安婦認識に不快感を表示した.

村山前総理は 19日午後東京のアジア女性基金事務室で京郷新聞と持った単独インタビューで “軍隊慰安婦強制動員に昔の日本軍が介入論争はもう結論が出た問題で, 意味がない”とこのように明らかにした. 村山前総理が海外言論のインタビューに応じたことは極めて珍しい事だ.

村山前総理は社会党(現社民党) 出身政治家で 1994年自民・社会・新党さきがけ 3党連立政権発足の時総理職に上がった後 95年 8月日帝の侵略戦争を認めて反省した ‘村山談話’を発表した.

また総理在任の時慰安婦の強制連行を認めて謝罪した 93年の ‘河野(河野)談話’ 後続措置でアジア女性基金を作った. 退任後の 2000年からは直接基金の理事長職を引き受けて昔の日本軍慰安婦に対する補償作業を主導して来た. 次は一問一答.

-日本政府が閣議で昔の日本軍の慰安婦強制連行を否認する公式文書を採択した.

“日本軍が慰安所を作って運営したことは間違いない事実だ. 慰安婦連行に昔の日本軍が関与したことは否定することができない. 93年の河野談話は各種の調査を通じてこれら事実を確認した後出たのだ. それで政府は謝罪したし, それも道徳的に十分ではないと思って慰安婦に償うためのアジア女性基金を作ったのだ. もう結論が出た事案だ.”

-安倍総理は官憲が家に入って強制に連れて行った事はないと ‘協議の強制性’は否認しながらも河野談話は受け継ぐと言う. 安倍総理の歴史認識をどんなに見なければならないが.

“広義なら責任があって, 協議なら責任がないということは理解することができない. 広義と協議の強制性皆を認めなければならない. そのような表現は理解しにくいし, 不必要であり, 誤解を招くことができる発言で適切ではなかった. ただ安倍総理の全体的な歴史認識はよくよく見る必要がある. 安倍総理は就任の前靖国参拜を積極擁護して河野談話, 村山談話にも否定的だった. しかし就任後にはこれら談話の継勝を強調している. これは自分の既存歴史認識では国民の理解を得たり, 隣り国家との関係改善も不可能だということを自ら悟ったのだ. 覆せば日本の政治リーダーになろうとすれば誤った認識を持ってからはだめだということを意味する. こんな認識は次の総理が誰になっても同じだ.”

ーそれでも自民党内には河野談話修正動きがおこっている. 過去戦争の過ちを認めて謝罪した 10余年前の政治状況とは違ったように見える. 右傾化が深くなることではないか.

“河野談話, 村山談話を発表した時もここに反対した声があった. 当時にも自民党右派議員たちはもちろん学界で ‘過去の戦争は自尊自衛のためのことだったしお詫びは必要ない’と言う主張があった. しかしこれを押して日本政府の名前で談話が出た. 何が正しなのかを分かったからだ. 最近になって自民党内に過去戦争を正当化する意見があって, これらの声も大きくなっている. 特に政治権の世代入れ替えが進行されながら過去をまともに直視することができない人々がいる. しかし日本社会がこれらの主張を通用させないことで見る. 国民大多数は過去の戦争は誤ったのだったと信じている.”

-日本一部では韓国は常にお詫びだけ要求するとすねた口ぶりをするのに….

“靖国参拜や教科書などの問題がなければ周辺国でそんな話をしないだろう. 根本責任は日本にある. 政治権で周辺国に誤ったメッセージを伝えながら生じた事だ. 日本はこんなものなどを乗り越えなければならない.”

-アメリカ下院の慰安婦決議案をどんなにボナ.

“あり得る事だと思う. ただ慰安婦決議案を提出する前に過去日本政府が慰安婦問題に対して反省して謝罪したし, 歴代総理たちが女性基金を通じて彼らにお詫びの手紙を送っているという事実たちをあらかじめ察したら良かったはずだという惜しいことはある.”

-女性基金の活動が 3月末に終わる. 韓国では女性基金の活動が日本政府の責任逃れ手段という否定的視覚が多い.

“韓国内の雰囲気を理解する. 実際に韓国では慰労金拒否で活動がまともに成り立たなかった. ただ基金の活動を現実的側面で理解してくれたらと思う. 政府間補償問題はサンフランシスコ条約, 2国間条約などに解決されたというのが日本の立場だ. こんな状況で慰安婦に対する道徳的な責任を負うための最小限の方便だった. 基金が慰安婦の傷を完全に治癒することができないが最小限彼らの名誉を回復するのに助けになったらと思うという考えだった. 3月末基金が解散された後には慰安婦問題と係わったデジタル記念館を作る計画だ. この記念館が慰安婦問題に来ると言う憶えてアジア各国民と日本人の間に仲直りを促進するのに助けになったらと思う.”



[京郷新聞 2007-03-20 19:06]
http://news.naver.com/news/read.php?mode=LOSD&office_id=032&article_id=0000217029§ion_id=104