|
カテゴリ:etc
きのう29日、「岡崎・あかりとアートのプロムナード」へ出かけました。
岡崎とは京都市左京区の地名ですが、岡崎公園、京都市美術館や京都会館などがあるエリアを表す言葉としても使われます。むしろ京都市民の間ではこちらの言い方がメジャーかもしれません。 この岡崎エリア、昼間はよいのですが夜は人通りも少なく、活気がないといわれていました。 京都会館でコンサートがあり、夜の9時ごろにコンサートが終演したら、周辺に何もないので一目散に帰るのだ、といわれたこともあります。 私自身も、春に開催される「花灯路」で三条神宮道から北の岡崎エリア方面を見たとき、花灯路のエリアの華やかさとは対照的な暗さで、まさに「闇に沈む」といった感がしました。 今回、その岡崎地域に夜の賑わいをということで開催されました。 あんどんが足元に並べられ、建物はライトアップされていました。美術館の建物は「ときあかり」という映像と音楽のパフォーマンスの場所となっていました。 しかし、正直なところ「もうひとつ感」がしたのです。 広い車道があり、そこには道路照明灯があります。歩道の街灯も明るいため、あんどんが目立たないと思いました。 また、歩道は暗くてせっかくのパンフレットが読めません。 岡崎公園内ではカフェが出展されていましたが、周りの樹木にさえぎられてその様子が少し離れたところからはよくわかりませんでした。 やはり車道を歩行者天国にして、人の目の高さくらいにもう少しあかりがあったほうがよかったのではないかと思いました。 でもそれらの点を差し引いても、自分にとってはよかった点が多く、なかでも京都市美術館の夜間開館がよく、ワシントン・ナショナルギャラリー展を見ることができたのが収穫でした。 モネ、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンといった有名どころがいっぱいで、私のような深い知識のないものも興味深く鑑賞いたしました。 こういうイベントのときのみならず、平日の夜の開館があれば日ごろなかなか訪れることができない人も美術に触れられるのではないでしょうか。 今回のイベント、この一回のみならず次にも、もっとパワーアップして開催されることを願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月30日 22時41分12秒
コメント(0) | コメントを書く
[etc] カテゴリの最新記事
|