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カテゴリ:ITソフト、システム関連セクター
ITソフト業界の現状を追いかけておくためにも
SAPの数字をメモっておく必要があるだろう。 SAP純利益8%増、4―6月、ソフト販売好調―米欧アで2ケタの増収。 2007/07/23, 独SAPの四―六月期決算は純利益が四億四千九百万ユーロ(約七百五十億円)と前年同期比八%増えた。主力のソフトウエアやソフト関連収入は十七億七百万ユーロと同一六%増えた。 売り上げの半分強を占める欧州などで一六%増収だったほか、三割を占める米州で一二%、一割強を占めるアジア・日本で二四%それぞれ増え、いずれの地域も好調。ただ現地通貨ベースでみると米州は一八%増、アジアは二九%増と伸びており、ユーロ高が収益の圧迫要因となった。 ソフトのライセンス販売も二割増収。特にアジア・日本地域は三割増と大幅増を記録。企業の基幹業務ソフト市場での世界シェアは二六%と一年前に比べ三ポイント上昇。オラクル(一五・五%)と比べた優位性は依然高いと強調している。 今後、成長余地の大きな中小企業市場の開拓を進める。既に投資済みの五千万ユーロを含め、今年と来年の二年間で新事業育成に三億―四億ユーロを投じ持続的成長を目指す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.23 21:17:06
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