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カテゴリ:半導体製造装置、液晶製造装置
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総合電機、半導体セクターの投資判断 4月20日付け。 某証券のアナリストの結論。 ●結論- 総合電機, 半導体セクターの投資判断を「中立」→「やや強気」に引き上げる。 目先は A.マクロ要因、B.大きなポジティブサプライズのない決算などを背景に、一旦株 価が調整する可能性があるが、弊社は短期的調整局面を投資機会と捉える。 ●判断引き上げの背景 - A.企業業績回復を起点とした設備投資回復(生産設備+IT)サイクルの恩恵を長期的に享受 する可能性、 B.特に、社会インフラ/エコデバイス/メモリ関連には強い需要が見込まれる点、 C. 5-6 月の中期経営計画発表で、再び中長期の成長余地に市場の注目が集まる可能性、 D.他セクター比での相対的割安感に注目。現株価でも割高感はないが、株価調整を経て、 一層魅力が増すと考えている。 ●銘柄選別 - 総合電機では、IT 系よりも重電系を選好。重電系は社会インフラ/エコデ バイス需要の拡大で、単なるシクリカルにとどまらない成長が期待される。 ●個別では、 東芝、三菱、富士通、日立、NEC の順に選好。東芝はNAND・原子力で高い競争力を 持つが、増資懸念などに押され株価が伸び悩んできた。しかし、懸念が現実になる可能性 は低く、NAND を中心とした業績改善が期待できよう。日立は短期的な過熱感が強いと考える。 (僕が年末に2010年相場の本命株で東芝と三菱電機を入れていたのは正解でしたね。 問題は株価が上がるかどうかの勝負ですが。。) ●決算 - 2010 年3 月期会社計画比上振れは、日立、東芝、富士通、下振れはNEC、 ルネサスと想定。日立、東芝はコンセンサスを上回る可能性があるが、既に新聞で報じ られたこともあり、大きなサプライズにはならないだろう。 ●2011 年3 月期については、中期経営計画で2011 年3 月期予想を公表している東芝、 富士通は同計画を維持し、結果としてコンセンサスを上回る可能性がある。その他企業は、 コンセンサス並みまたは若干下回るものと想定。 ********************************************************************** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.22 08:12:01
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