テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:おねぇ様の変な方達
皆様、コンチチワ。ご機嫌いかが?おねぇ様よ。 昨日はお仕事の後週一回の習い事に行って、その後思いっきり焼き肉食っちゃったワ、おねぇ様。習い事って、体を使う事なんだけど…え?どなたざます、今「それって、ポールダンス、とかッスか?」って仰ったの?あら、違うワよ。 そうそう、皆様、そうなのざますよ。少し前ですが、このポールダンス、アメリカの一部の女性のなかでブレークしたのよ。 「わたしぃー、ポールダンスなんてぇー、そんなの知らなーい」なんて「コノ、カマボコハ、オトト、デスカ?」なんてお顔しちゃイヤよ。そうです、ストリップショウかなにかで、半乳又は全乳などを出しながら天井と床を繋ぐ一本の棒にクルクルと、時にはクネクネとのぼったり、下がったり、ぶら下がったり、するおダンスざますね。 簡単そうに見えるかもしれませんざますが、あれ、とっても体力、バランス、センス、しなやかさを要求される、ええ、スポーツなのよ。そうよ、皆様、ただおポールからぶら下がればいい、っちゅうもんじゃ無いのざます。 それで、新し物好きなお女子群はこのおスポーツに目をつけた訳。普通のスポーツジム (と言ってもヒップな感じの所ざますが) で、ヨガと並んでクラスとしてとれるのざますよ。しなやかなボデーを作れると同時に、「アタシ、今、ポールダンス、習ってるの」と、お目当てのお男子 (もしくはお女子) に言ってご覧なさい、
オイラが棒になるから、オイラをのぼってくれッチ。
って事になるじゃないの。ねぇ?分かって頂けたかしら? まぁ、いいワ。おねぇ様の習い事ですが、もうすぐ皆様ともお別れざますし、悲しいので、教えちゃうワ。はい。『テコンドー』ざます、おねぇ様の習い事は。因みにおねぇ様は戦いません。だって、おねぇ様のお顔蹴られるのイヤだもの。「型」だけざます。
さて!!『ロビー和田氏』のお話、佳境に入って参りました!いよっ!(前回はこちら) 罪悪感からお二人を避けていたおねぇ様のもとに、ロビー氏からおねぇ様にお電話。ロビー氏にお会いしたのはただ一度だけ。ええ、おねぇ様がお泊まりに行ったあの週末のみ。そんな間柄だったロビー氏からのお電話。しかも、かなり感情を押し殺したかの様なお口調で、
「キミに会わなければいけない事が起こったのだ」と。
おねぇ様、恐怖で震えたワ。だって、どうしてロビー氏が直々におねぇ様にお電話くれるの?おねぇ様に会わなければいけない事、って?!ああ!やっぱりウソがバレちゃったのかしら?!おけけが、頭皮が、じんましんで、ワカメなんかを頭に貼付けたから!ああ!炎症をおこして、とか??!!ああ!!!「この責任、どうつけてくれるんだ?!」なんて??!! ロビー氏がメッセージに残した番号はロビー氏のお仕事場の番号ざました。 ドクドクと跳ねる心臓がおねぇ様のお口から飛び出して来そうになりながらダイヤルを押しましたワ。電話のベルが、受話器の向こうで、一回、二回、三回、四回… 「ハロー」 ああ!ロビー氏!ロビー氏が出たワ! 「ハ、ハロー、おねぇ様ですが。。。」 「。。。忙しいのにすまない。早速だが、キミは**の夜、フリーだろか?確かその日、キミはアルバイトは無いと聞いたが。」 「。。。どなたから聞いたのざますか?」 「ああ、キミのアルバイト先に電話したのだ。」
えええ?!おねぇ様のアルバイト先にまで?! 「。。。いいえ、その日働いていませんが。。」 「少しでいいんだ、時間は。**時にウェンディーのアパートに来てくれないか?。。。キミにはまだ言っていなかったが、ボク達は一緒に暮らし始めたのだ。」
ウェンディーのお家、と聞いて少し気持ちが落ち着いたおねぇ様。ウェンディーが一緒なら。。。大した事では無いのかもしれない。。。。
ワイン一本手土産にアパートに向かいましたワ。 開いたドアの向こうに立っていたのは、ロビー氏だけざました。 そのロビー氏を目にして息を呑んだおねぇ様。ええ、そう、ロビー氏、
見違えるほどスリム
になっていたのざます。10キロ、いいえ、15キロは減ったのではないざましょうか。激変、というのはこういう事をいうのざます。 「なんだか、その、お、お痩せになりましたざますね。」とおねぇ様。 ロビー氏、それには答えず、おねぇ様を居間に通すとおねぇ様が見た事の無い大きなソファーに座るように言いましたワ。室内は、おねぇ様が毎晩のようにウェンディーを訪ねに通っていた時を思い出させるような物は何もありませんでした。
ロビー氏はおねぇ様の向かいに腰を下ろすと、おねぇ様をジッと見つめました。そこで気付いたおねぇ様、ロビー氏、お痩せになって、あの、5年前のお写真の彼の面影がクッキリと。そして、目の前に座るロビー氏の頭が、
コットン生地で作られたような帽子でスッポリとおおわれておりました。
「ウェ、ウェンディーは、帰ってくるのざますか。。?」 「ウェンディーはコロラドの実家に一週間行ったのだ。だから、彼女は帰って来ない。」 と、突然、ロビー氏ソファーからスクッと立ち上がると、おねぇ様の方に一歩近づき、低い、唸るような声で言ったのざます、
「これを見て欲しい」
そしてロビー氏の頭をスッポリ覆う帽子を、スパッと、とりました。
ツッパラピンッ!! ツルッツルッ!!
ええ、そうよ!!ロビー氏の頭には、何も、本当に何も、おけけ一本、有りませんざました!!
そして、ロビー氏、手に持っていた帽子をポトッと床に落とすと、また一歩おねぇ様に近づいて来たのざます。。。(続く) *********************** 最後まで読んで下さってありがとう。 皆様の応援で、おねぇ様のランキングアップになります!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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