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こんなことを考えました。 福島県に東京電力が4つの蜂の巣を作りました。その蜂の巣はたくさんの人に蜜を集めて作ってくれる役に立つもので、普通の人は刺されないように4重のバリアで守られていますと。まわりに住んでいた人たちは「これはミツバチに違いない」そう思うようになっていました。
ところが地震と津波でこの4つの蜂の巣は大変なことになりました。4重のバリアは簡単に壊れてしまい、中に入っていた蜂たちが一斉に飛び出しました。何も知らない、ミツバチだと思っていた人たちは多くの人が「放射能」という毒針に刺されました。 しかし、この蜂がミツバチなのか?もっと強い毒をもっているスズメバチなのかが分かりません。と巣を作った東京電力も、東京電力に巣を作ることを許可した国も県も正しい情報を住民には知らせてくれません。 幸いにも1度刺されて死んでしまうことがなかったので、みんなは「スズメバチではないようだ」というように思うようになってきました。 でも、4つの巣の中にどれほどの蜂がまだ残っていて、いつ飛び出してくるかわからない状態にあります。その蜂がミツバチだという確証は誰にも分かりません。 そんな状況にあるのが福島県(原発周辺)ではないでしょうか。1度刺された私たちは蜂の種類に関係なく、抗体が出来上がっているので2度刺されることは避けなければなりません。 刺されないようにするにはどうすればいいのか? 一つは巣から離れること(避難)ですよね? そしてもう一つは巣を確実に撤去すること、もしくは巣から絶対に蜂が出てこないようにすること。 廃炉までは30年以上の長い道のりがあるわけですので、「絶対に出さない」のはしばらくの間は無理でしょう。ならばやはり「避難」を最大限考慮した対策をしなければならないのではないでしょうか。 原発周辺に住んでいた住民を戻す施策が取られていますが、また蜂が出てきたときに速やかに逃げられる対策や準備はされているのですか? 原発という蜂の巣が近くにある限り、蜂に刺されない対策をしっかりと考えていかなければ・・・警戒区域を避難解除しても人が戻らないのは、次に蜂に刺されたくないからではないですか。 その蜂はミツバチだったのでしょうか? 本当は何千年も毒を貯め続ける怖いスズメバチではなかったのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.07 09:27:02
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